『鬼滅の刃』でほっこりするシーン5選 「天然」「不器用」こそ愛される?
隊士たちのコミカルなやり取りなど、鬼との戦い以外の部分も楽しめるのが『鬼滅の刃』の魅力です。にじみ出るキャラの人柄を見てますますファンになったという方も多いのではないでしょうか。『鬼滅の刃』キャラたちの日常ほっこりシーンを紹介します。
アニメ化にも期待!ほっこり満載の「刀鍛冶の里編」

鬼と隊士たちとの激しい死闘を描いた『鬼滅の刃』では、迫力満点の華麗な技の応酬が読む者を楽しませてくれますが、戦闘時以外の日常シーンでは、キャラたちの温かな人柄や、意外なギャップが見られる微笑ましい場面も多くあります。今回は同作で心温まる日常ほっこりシーンを紹介します。
※この記事では、まだアニメ化されていないシーンの記述が含まれます。原作マンガを未読の方はご注意ください。
●ひと言で人の心をほっこりさせる竈門炭治郎
まずは主人公・竈門炭治郎です。数々の名場面がある彼ですが、「刀鍛冶の里」へ向かう場面で彼らしいほっこりシーンを見せてくれます。
「刀鍛冶の里」へは、詳しい場所が知られないよう、目隠しをして案内役におんぶされた状態で行かねばなりません。そして案内役は一定の距離を進んだらほかの案内役に引き渡すという徹底ぶりです。
このとき炭治郎は運んでくれた案内役に対して「ありがとうございました お疲れ様です」と律儀にあいさつ。そして次に運んでくれる案内役に対して「よろしくお願いします」とまた元気にあいさつ。言われた案内役たちは笑顔になります。たったひと言で人の心をつかむ、炭治郎の「いい人っぷり」がよく現れたシーンでした。
●ひとコマでほっこりを見せつける甘露寺蜜璃
続いては恋柱・甘露寺蜜璃のほっこりシーン。少し天然っぽい彼女には数々の名場面がありますが、たったひとコマでインパクトを残しているのが「刀鍛冶の里」で炭治郎と食事をするシーンです。
この日の食事は松茸ごはんだったそうですが、彼女の食卓には約50皿もの空の器が描かれています。いくら何でも食べすぎです。しかし彼女は……「凄いですね!」と驚く炭治郎に対し、少し恥ずかしそうに「そうかな? 今日はそんなに食べてないけど」とまだまだ余裕そうな表情。それに対して「俺もいっぱい食べて強くなります!」と返す炭治郎。両者の天然っぷりも重なって、ほっこりの密度が高いシーンでした。
●優しい微笑みを見せる不死川玄弥
続いては、風柱・不死川実弥の弟である不死川玄弥です。炭治郎とは同期である玄弥ですが、あまり人に心を開かず常にぶっきらぼうな振る舞いです。しかし、そんな彼も炭治郎との共闘によって少しずつ絆の糸が紡がれていきます。
激闘の末、居合わせた全員で鬼を倒したあと……無事だった禰豆子を抱きしめて喜ぶ炭治郎を見ながら、玄弥は静かに微笑みます。その表情はまさに太陽の微笑みと言える素敵なほっこりシーンでした。
ちなみにこのあと……「みんなで勝ったよ」「凄いよおお!!」と甘露寺蜜璃がみんなに抱き着いて喜ぶのですが、ひとりだけ顔を赤くして照れる玄弥もとても良い表情をしています。