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爆笑必至の実写化コメディドラマ 3選 原作との違いも、別の笑いを生み出す

過激ギャグも再現!染谷将太がパンツ一丁に

実写化不可能と言われた問題作!実写では意外なハートフルな展開も…!?『浦安鉄筋家族』キービジュアル (C)浜岡賢次/テレビ東京
実写化不可能と言われた問題作!実写では意外なハートフルな展開も…!?『浦安鉄筋家族』キービジュアル (C)浜岡賢次/テレビ東京

●『浦安鉄筋家族』

『浦安鉄筋家族』は1993年から「週刊少年チャンピオン」で連載が始まった作品で、「元祖」や「毎度」「あっぱれ」とタイトルを変えながら、今でも連載が続いています。2020年にテレビ東京系列でドラマ化され、新型コロナウイルス拡大の影響を受けながらも撮影は無事終了、全12話が放送されました。

 同作は千葉県浦安市に住む、元気すぎる小学2年生の主人公・大沢木小鉄が家族や友人、周囲の変わった人たちとドタバタな日常を繰り広げていくギャグマンガです。ドラマ版では小鉄の父・大沢木大鉄をメインとして物語は展開していくのですが、原作の過激な描写はTV放送できる範囲で再現されていたと思います。

 ヘビースモーカーの大鉄がニコチン欲しさにカートンごと火をつけ、それを丸呑みするかの如く喫煙する姿や、西川のり子が小鉄のクラスに転校してきて早々に彼と対立し、子供の力とは思えない大喧嘩をする姿や、担任の春巻先生が原作通り生徒に大きい顔をしながらも実はひ弱で、やる気のなさで生徒たちが野生化してしまう場面も描かれました。

 ドラマ版の魅力の一旦は、役者陣の熱演にもあると言えます。大鉄を演じた佐藤二朗さんは、ずっと煙草を吸っているダメ親父ぶりを表現しつつ、ご本人が持つキャラクターの魅力も余すことなく出していました。その妻・順子を演じた水野美紀さんは、破天荒な家庭を頑張ってまとめる母の役を自然に演じています。常識人キャラに見えて、ブチギレた時の迫力も凄いです。

 また、脇役キャラの再現度が非常に高いのも魅力です。たとえば、長女・大沢木桜の彼氏・花丸木くんは、肌の抵抗が少なく服が脱げやすいというキャラ。花丸木を演じる染谷将太さんは歩いているだけで服が脱げていき、いつの間にかブリーフ一丁で歩く姿も体を張って再現しました。

 また、土井津仁(どいつ・じん)の不気味な雰囲気を全面に醸し出している母(通称 仁ママ)は宍戸美和公さんが演じ、原作に負けず劣らずの存在感を出しています。原作が背景としてそのまま映し出されるシーンもがあるので、ドラマとマンガでどれだけキャラが似ているのか、原作を知らなくてもよくわかるようになっていました。

 ドラマ全13話のうち、ラスト2話はハートフルなストーリーになっています。この点に関しては、原作ファンの一部からは『浦安鉄筋家族』のハジけっぷりを抑えられてしまったという声もありましたが、家族の絆が感じられるようなハートフルな終わり方は、ドラマ版オリジナルの魅力でもあります。

(弁天寿)

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