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休めば?主人公パパが頑張りすぎ作品3選 正体隠しが共通点?娘のために死体を隠ぺい

時代を先取りしていた荒岩一味

80年代からずっと頼れるパパだった荒岩一味が主人公の『クッキングパパ』1巻(講談社)
80年代からずっと頼れるパパだった荒岩一味が主人公の『クッキングパパ』1巻(講談社)

●家でも会社でも頼れる最強パパ 『クッキングパパ』

 上記2作と違い一切、血生くさくない戦い方もあります。現在も「週刊モーニング」で連載中の超長寿マンガ『クッキングパパ』(著:うえやまとち)もまた、「正体を隠して闘うパパ」作品でした。主人公・荒岩一味(あらいわ・かずみ)は会社では部下をフォローする上司、家では家族を支える大黒柱としていつだって頼りになる男であり、何よりタイトルの通り料理が大好き。ところが連載初期において、このことは家族以外には秘密という設定でした。どうにも連載が始まった1980年代では社会通念上、男性が料理をすることに対し、まだ抵抗感があったようです。

 この設定は連載開始から10年が経過するまで残っていました。会社ではテキパキ仕事をこなし、家でも料理や育児をバリバリこなす。一体、いつ心が休まるのか、休まなくても良いのか、など余計な心配をしてしまいますが、彼にとって料理こそが最大の趣味であり息抜きでもあります。だからこその『クッキングパパ』なのです。

 ということで側から見ればちょっと休んだ方がいいのでは?と思わず心配してしまう、そんなパパ奮闘作品を紹介してきました。どれも共通しているのは「正体を隠している」こと。それすなわち、ヒーローの条件でもあります。「パパ=家計を支える大黒柱」という図式こそやや古いものとなりましたが、「パパ=ヒーロー」という図式は子供からすれば、いつの時代も嬉しいものなのかもしれません。

(片野)

【画像】まだまだいる?頑張りすぎなパパ主人公たち(6枚)

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