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主人公以上に愛される! 「1位」や「主役」を獲った悪役キャラたち

「主役を食う悪役」は、名悪役によく使われる表現ですが、実際に悪役なのに人気投票1位になった悪役、もしくは主役になってしまった悪役はどれくらいいるのでしょうか。

魅力的な悪役はいつの時代も人気

球磨川禊は悪役ながら作品ダントツの人気キャラ。『めだかボックス アブノーマル』DVD第6巻(メディアファクトリー)
球磨川禊は悪役ながら作品ダントツの人気キャラ。『めだかボックス アブノーマル』DVD第6巻(メディアファクトリー)

 シェイクスピアの『オセロー』のイアーゴや、『ダークナイト』のジョーカーなど、古今東西問わず、魅力的な悪役は主役を食うことも少なくありません。今回は、「主役を食う人気を獲得した」、もしくは「自分が主役になってしまった」アニメ・マンガの名悪役を振り返ります。

●『めだかボックス』の球磨川禊

 何をもって「人気がある」とするかは議論の分かれるところですが、恐らく最も揉めないのは「公式人気投票結果」でしょう。人気悪役は数多くいますが、『めだかボックス』の球磨川禊は第2回、第3回の公式人気投票を連覇した、公式に「主役を食う人気を獲得した」悪役です。

「過負荷(マイナス)」の能力を持つ、根っからのひねくれ陰キャでありながら、敗北後は時に味方として登場することにもなる王道属性も持ち、非王道でありながら王道で、敵でありながら味方でもある複雑な立ち位置・魅力のキャラクターでした。

 その人気は凄まじく、第2回、第3回ともに得票数は2位に倍以上の大差をつけていました。球磨川が主人公の黒神めだかに「勝ちたい」と心情を吐露するのは序盤の目玉ですが、少なくとも人気投票では圧勝しています。悪役として登場したにも関わらず、ぶっちぎりの人気を獲得した珍しい例です。

●『シャーマンキング』ハオ

 球磨川と同じく、『シャーマンキング』のハオもまた、公式に「主役を食う人気を獲得した」悪役です。ハオはジャンプ史上でも稀に見る「強い悪役」でした。「ちっちぇえな」が口癖であらゆる相手を余裕で粉砕し、主人公の麻倉葉はハオを「倒す」のではなく、多少の問題を残しつつも「和解する」形をとります。

 そんな結末が許されたのは、ハオがただ「倒せないぐらい強い」からではなく、「倒されなくても読者が納得するような複雑で悲しいキャラクターとして」描かれたからでしょう。ハオは第1回人気投票こそ9位だったものの、第2回では主人公の葉を僅差でかわして1位を獲得。なお、続編の『シャーマンキングFLOWERS』では主人公たちを支えるキャラクターとして登場します。

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