マグミクス | manga * anime * game

『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』前後で「嫌われがち」な3人 アニメ放送で印象は変わる?

残虐描写でトラウマを植えつけた鬼も

『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』の入場者特典「上弦集結本」 (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』の入場者特典「上弦集結本」 (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

残虐描写からファンのトラウマにも? 上弦ノ伍「玉壺」

 半天狗と同じく刀鍛冶の里編に登場予定の、上弦ノ伍の鬼「玉壺」も、原作ファンの間で評価が低い鬼です。理由はいくつもありますが、まず見た目のグロテスクさが受け入れづらいと言えます。

 玉壺は壺と肉体がつながっており、外見は目の部分が口に。口と額の部分には目があり、体からは無数の手が生えている異形なムカデのようです。壺からウネウネと異形の鬼が出てくる様子は、多くの原作ファンにトラウマを植えつけました。

 作中では5人の人間を生きたまま縫い合わせて壺に飾って「芸術」と言ったり、村を襲撃してたくさんの人の命を奪う、残虐なシーンが描かれました。

 また、他の鬼に比べて人間だった頃のエピソードが少なく、唯一情報が載っているファンブックにも「鬼になる前からいたずらに動物を殺し、違う種類の魚を縫ってくっつけたり、ツボに鱗や骨を溜めていた」「生まれ育った漁村では忌み嫌われ孤立していました」と、公式の設定でも残念な内容になっています。

「刀鍛冶の里編」は、『鬼滅の刃』のキャラクター人気投票で上位に入る『時透無一郎』と『甘露寺蜜璃』が大活躍することでも注目を集めています。同情できる要素の少ない「嫌われがち」な上弦の鬼たちとの戦いがどのように映像化されるのか、期待を込めて放送を待ちたいと思います。

(LUIS FIELD)

【画像】『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』を見る前に押さえておきたいエピソード(4枚)

画像ギャラリー

1 2 3