全裸、覗き、鞭打ち…アダルトな不二子の魅力満載『ルパン三世 ルパンVS複製人間』
衝撃のひとこと「彼、サディストだったの」
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ルパンを翻弄した不二子でしたが、砂漠で会ったときはボロボロの格好をしていました。心配するルパンに「あなたを追ってるのはフリンチって男よ。彼、サディストだったの」と打ち明けます。
筆者が「水曜ロードショー」で『ルパンVS複製人間』を初めて観たのは82年の2回目の放送でのこと。当時10歳だった筆者は「サディスト」と聞いても何のことかわかりませんでしたが、正解は映像が教えてくれました。
フリンチと呼ばれる禿頭の大男が、縛り上げた不二子を鞭打っていたのです。哀れな悲鳴をあげる不二子のコスチュームは鞭打たれるたびに引き裂かれていきます。繰り返しになりますが、よくこの場面をそのまま地上波で放映しているものです。放送を見るときはまわりに家族がいないか確かめましょう。
直後の「くっそー、うらやましい!」とか「こうなったらもう俄然、暴力に訴えちゃうもんなぁ!」などというルパンの言動もアダルトの極地といえるでしょう。
マモーによって暴かれるルパンの潜在意識の描写も非常にアダルトです。女性の裸体の写真のコラージュに不二子の裸が重なり、さらに女性記号の輪っかの部分に男性記号の矢印の部分が突き刺さる……。ルパンのあけすけな欲望に、思わず不二子も口を手でおさえるほどでしたが、この場面はさすがに放送ではカットされていました。
壮絶なアクションが続き、一件落着となったラストシーンも衝撃的です。銭形警部が目を覆う前で、ルパンと不二子がキスを交わしますが……。ここから先は、見てのお楽しみということで。
こうしてあらためて振り返ってみると、『ルパンVS複製人間』はアダルトな魅力が満載であり、それを担っているのがヒロインの不二子だとよくわかります。やっぱり峰不二子はルパンと『ルパン三世』ファンにとって永遠のヒロインなのでしょう。
(大山くまお)



