平日夕方『ガンダム』再放送に手を焼いたアニメ作品たち 続編『Z』まで5回も実施
再放送『ガンダム』と微妙に「5分」重なるアニメがあった

3回目の再放送がスタートしたのは1982年の10月28日で、コンビを組むのは再び『キャンディ・キャンディ』です。このときテレビ東京では『ミンキーモモ』が17:55枠で放送されていたため、ガンダム再放送の影響を少し受けていたかもしれません。
この再放送が終了したのは12月28日ですが、やはりテレビ東京では『銀河烈風バクシンガー』が17:55から放送されていました。オープニングが非常に良い作品だったので、『ガンダム』の再放送と重なったのは、少々もったいなかった気もします。
4回目の再放送は1年ほど間を置いた1983年10月11日のスタートで、このときのコンビは約2年ぶり二度目の『魔女っ娘メグ』となりました。TV東京の5分かぶり枠は『銀河疾風サスライガー』で、やはりオープニングがカッコいい作品なので実に惜しく思えます。
なお、この時期は金曜日の17:30から『亜空大作戦スラングル』が放送されていたため、再放送枠は週4回に減らされています。そのため終了までに少し時間がかかるようになり、クリスマス間近の12月22日に最終回を迎えました。
5回目の再放送がスタートしたのは1984年9月11日。コンビを組むのは初めてとなる『愛してナイト』です。この時期にはすでにファミコンが登場しており、子供たちの遊びや親にねだるおもちゃにも変化が起き始めていました。なお、TV東京の5分被り枠は『特装機兵ドルバック』となっています。古谷徹さんが主人公を務める作品どうしがぶつかっているのも興味深いところです。なお、『ドルバック』のオープニングテーマ「地球にI LOVE YOU」も名曲として知られています。
この時期には『スラングル』の放送は終了しており、後継作品の『超攻速ガルビオン』も打ち切られたため、金曜の枠も再放送として復活しています。本放送をぶつける枠になっていたためか、日本テレビは特撮番組の『星雲仮面マシンマン』を放送しており、最終回間際に何度か『ガンダム』の再放送と重なっています。
これがこの枠でのアニメ・特撮の本放送と『ガンダム』再放送が重なった唯一の例となりました。「マシンマン」の後を受けて10月5日にスタートした『機甲界ガリアン』も重なりそうだったのですが、このときテレビ朝日は特番を入れてガンダムの再放送を取りやめています。同じ日本サンライズ作品だったため、何かしらの配慮があったのでしょうか。
5回目の再放送は11月21日で最終回を迎え、これが同枠での最後の再放送となりました。翌1985年の3月には続編『機動戦士Zガンダム』の放送がスタートしており、初代からZまでを見事に再放送でつなぎ切ったことがわかります。あなたは、何回再放送を見ましたか?
(ゆうむら)