母子家庭に関西弁!『サザエさん』マスオが秘めた「ミステリアスな謎」とは?
『サザエさん』に登場するマスオさんが、実は大阪出身ということを知らない人も案外いるようです。しかし磯野家でマスオさんが関西弁で話すシーンはなく、なぜ関西弁を話さないのか疑問に思う人も。そんなマスオさんの知られざる過去エピソードを振り返ります。
地元では大阪弁も? 実は関西出身だったマスオさん

アニメ『サザエさん』に登場するフグ田マスオといえば、いつも穏やかな性格で周りにも気遣いのできる人というイメージがあります。
しかし、そんなマスオには意外と知られていない過去がありました。そこで本記事では、知る人ぞ知るマスオにまつわるエピソードについて振り返ります。
ご存知の通り、マスオは東京都世田谷区にある妻のサザエの実家に同居しています。彼はふだんから標準語を話しているので、マスオの出身地のことはあまり気にする機会はありませんが、実はマスオの出身地は大阪府です。
公式本「アニメ『サザエさん』公式大図鑑 サザエでございま~す!」(扶桑社)に、マスオは大阪府出身と記載され、「実家に戻ると、つい大阪弁に戻ってしまうんですよ」というマスオのコメントも公開されています。
この公式本には「早稲田大学を卒業し、海山商事営業課に勤務」と書かれているので、大学進学を機に地元の関西を離れ、以降は東京で暮らしているものと思われます。
現在マスオの出身地である大阪には、母と兄夫婦と甥っ子が暮らしています。実はマスオの父親は、マスオが幼い頃に亡くなっており、母子家庭で育ちました。
そして2020年3月8日に放送された「ワカメのおもてなし」の回では、マスオのお母さんが東京に遊びに来るというエピソードが描かれています。
女手ひとつでマスオと兄のサケオを育てた「肝っ玉母ちゃん」が登場し、マスオのお母さんをおもてなししたいと考えたワカメが、事前に関西弁を練習して喜ばせようとする、ほのぼのとしたシーンもありました。
また、この回を見て、初めてマスオが大阪出身と知って驚いたという視聴者も多かったようです。ネットでは「アニメでは関西弁を使ってないから、大阪出身って意外すぎる」「マスオさん、関西出身の気配がまるでないから信じられない」といった声が寄せられていました。
それにしてもマスオの母はコテコテの関西弁でしたが、マスオはまったく違和感のない標準語でしゃべっています。大学進学までは関西にいたのに、なぜここまで徹底して標準語を話すのでしょうか。
先述したとおり、公式本では「実家に戻ると、つい大阪弁に戻ってしまうんですよ」とコメントしていたので、大阪弁を忘れたわけではなさそうです。東京にやって来た母親の前ですらマスオは標準語だったので、磯野家では徹底して標準語で話しているようにも感じられます。
上京時に何らかの理由で標準語に直したのか、それとも幼い息子のタラオの言葉遣いに影響しないよう配慮しているのかは不明ですが、「ふだんから方言を我慢して生活しているのでは?」と心配する人もいるようです。
このようなマスオさんの少しミステリアスな一面を知ることで、アニメ『サザエさん』に一層興味がわいた方もいるのではないでしょうか。いつかアニメのなかで、マスオが秘めている謎が明らかになる日が来るのかもしれません。
(LUIS FIELD)
