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再アニメ化『ダイの大冒険』に大人が興奮する理由 必ず話題になる「ポップ」の存在

1989年から1996年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載された『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』は、大人気ゲーム『ドラゴンクエスト』をモチーフとしたオリジナルの世界観を作り上げました。2020年秋、2度目となる新作アニメの放送が発表されると、ネット上では歓喜の声が。

『ダイの大冒険』再アニメ化 ついにその日がやって来た!

初公開された新アニメ『ダイの大冒険』ビジュアル (C)三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会 (C)SQUARE ENIX LTD.All Rights Reserved.
初公開された新アニメ『ダイの大冒険』ビジュアル (C)三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会 (C)SQUARE ENIX LTD.All Rights Reserved.

 1989年から1996年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載された『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』は、大人気ゲーム『ドラゴンクエスト』をモチーフとしたオリジナルの世界観を作り上げました。次々と登場する魅力的なキャラクターと、手に汗握る展開の連続で人気作品となり、単行本4700万部を売り上げるヒット作に。2020年秋に2度目となる新作アニメの放送が発表されると、ネット上では歓喜の声が湧き上がりました。ライターの早川清一朗さんが、同作の魅力について語ります。

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 2020年秋、勇者が帰ってくる。
 
 2度目のアニメ化発表のキービジュアルが、コミック版『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』(以下、ダイの大冒険)のラストシーンを元にしていることに気付いたとき、筆者は感動に震えました。

「ああ、これは安心できる。分かっている人が作っている」
 
 昔、『ダイの大冒険』に夢中になった少年少女たちが、新たな冒険の扉を開こうとしているのだ、そう確信できたのです。

『ダイの大冒険』は1989年から1996年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載されていた、監修・堀井雄二氏、原作・三条陸氏、作画・稲田浩司氏によるバトルファンタジーマンガです。ゲーム『ドラゴンクエスト』をモチーフとした世界での主人公ダイとその仲間たちの戦いと友情を描き、多くの読者をとりこにしました。本作オリジナルの設定も多数存在し、その一部、獣王クロコダインの「獣王会心撃」やダイとその師匠のアバンが使用する「アバンストラッシュ」などの技がゲーム側に逆輸入され、往年のファンを喜ばせています。当時、傘でアバンストラッシュを真似している子供、多かったなあ……。

『ダイの大冒険』のアニメ化は、最初に書いたように2度目となります。一度目は1991年から1992年にかけて全46話が放送されましたが、ダイの父親である竜騎将バランを撃退したところで終了しました。本来は数クール分延長される予定だったそうで、当時大変残念に思ったことを覚えています。それだけに、今回のアニメ化発表には感慨深いものがあります。

 ただ残念なことに、当時ダイ役を演じた声優の藤田淑子さんとバラン役を演じた石塚運昇さんは同じ2018年に亡くなっています。他にも、魔軍司令ハドラーや偽勇者一味のまぞっほを演じた青野武さんは2012年、大魔王バーンを演じた内海賢二さんは2013年に他界しました。30年近く経過しているとはいえ寂しいものです。新たな声優たちが、キャラクターにどのような命を吹き込んでくれるのか、期待して待とうと思います。

【画像】新情報に期待が集まる、新『ダイの大冒険』ビジュアル

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