「1話」から衝撃の連続… 序盤から濃密すぎるアニメ3選 「時間短っ」「衝撃がすごい」
予想外のギャップに「…ん?」

●『戦姫絶唱シンフォギア』
私立リディアン音楽院に通う小日向未来(こひなた みく/CV:井口裕香)は、豪雨のなか、墓参りに来ていました。傘もささず、未来が泣き崩れたのは、親友である立花響(たちばな ひびき/CV:悠木碧)の墓の前でした。
その2年前、響はアーティストデュオ「ツヴァイウィング」のライブ会場にいました。ライブを楽しむ響でしたが、会場は突然、認定特異災害「ノイズ」に襲われます。ノイズに襲われた観客が次々と炭素の塊と化し崩れ去るなか、響も戦闘に巻き込まれ、大出血してしまいます。
『戦姫絶唱シンフォギア』は、『マクロスΔ』を手掛けたサテライトによる、オリジナルアニメです。響の墓参りから始まる、なんともインパクト大の幕開けを見せる本作ですが、響が亡くなるのは第1話ではありません。意外な人物が、その身を犠牲にします。
「ツヴァイウィング」の風鳴翼(かざなり つばさ/CV:水樹奈々)と天羽奏(あもう かなで/CV:高山みなみ)は、対ノイズ兵器「シンフォギア」をまとい、ライブを襲ったノイズたちと戦いました。しかしノイズの多さに覚悟を決めた奏は、「絶唱」という最終手段を使うのです。
第1話の驚きの展開は、それだけではありません。命を助けられた響は、後日再びノイズに襲われた際、とある力に目覚めてシンフォギアをまといます。しかし、その様子はまるで獣のようで、赤い目を光らせ、破壊衝動をみなぎらせているのでした。
本作は「歌」を中心に物語が展開され、バトル中も基本的に歌い続けるうえ、予想の斜め上を行く熱い展開が繰り広げられます。セオリーを無視したはちゃめちゃな展開も、本作の魅力のひとつです。その破天荒を特に知りたい方は、3期にあたる「GX」の第1話もおすすめです。
『戦姫絶唱シンフォギア』は、「dアニメストア」「Amazon Prime Video」「U-NEXT」ほか配信サービスで見ることができます。