「1話」から衝撃の連続… 序盤から濃密すぎるアニメ3選 「時間短っ」「衝撃がすごい」
●『幼女戦記』

帝国は、共和国からの不意の全面攻勢にたじろぎ、国境付近のライン戦線を、急いで再配置していました。さらに帝国軍は、増援として航空魔導部隊を投入しますが、部隊はまだ新兵ばかりで劣勢は変わりません。しかも部隊の小隊長は、金髪碧眼の幼女だったのです。
しかしその幼女、ターニャ・デグレチャフ(CV:悠木碧)は、冷静で圧倒的な強さを誇ります。神への祈りをつぶやきながら爆炎術式を放ち、容赦なく敵を蹴散らすターニャは、味方にさえ「あれは、幼女の皮をかぶった化物です!」と恐れられているのでした。
『幼女戦記』は、同名ライトノベル(著:カルロ・ゼン、イラスト:篠月しのぶ/KADOKAWA)を原作としたアニメです。細身で小柄な幼女が、無慈悲なまでに敵をなぎ倒していくギャップに、第1話から目が離せなくなる可能性大です。
かわいらしい姿と声のターニャですが、口答えした部下には容赦なく抜刀しそうになるなど、中身は冷酷な軍人です。戦場で活躍するその姿は「戦場の妖精」と言われることもありますが、第1話のサブタイトル「ラインの悪魔」もまた、ターニャのふたつ名なのです。
そんなターニャの意外な目的は、「生き延びて安全な後方地域で出世し、安定した将来を手にすること」です。なぜそう思うようになったのか、そもそも幼女がなぜ出世したのかなど、そのヒントは第2話で明かされます。
悪魔と呼ぶにふさわしい無慈悲な笑みと、ターニャ役である悠木さんの迫力ある演技に注目です。
『幼女戦記』は、「dアニメストア」「U-NEXT」「Amazon Prime Video」ほか配信サービスで見ることができます。
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ぜひ見ていただきたい作品ばかりですが、引きが強い分、ハマってしまうと抜け出すのは至難の業です。生活に支障が出ないよう、用法・用量を守ってご視聴ください。
※配信状況は記事掲載時点のものです。
(新美友那)