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「失い続けても歩みを止めない」片足のアラフィフ作家が贈る「異色ダンジョン小説」とは?【作者インタビュー】

読者にまず見てほしいのは「イラスト」?

主人公・春夫(中央)と、ともにダンジョン管理業務に携わる御影兄妹 (C)Koga 2026 イラスト:みやま零
主人公・春夫(中央)と、ともにダンジョン管理業務に携わる御影兄妹 (C)Koga 2026 イラスト:みやま零

――だいぶ空気が重くなってしまったので話題を替えましょう。今回、イラストは『ハイスクールD×D』『織田信奈の野望 全国版』などで知られる「みやま零」先生が担当されていますが、どのような経緯で決まったんでしょうか。

鋼我 担当編集さんから「イラストレーターはどなたがいいですか?」と話をいただいた時に「前からファンだった先生の名前を出してみよう。言うだけならタダだろう」と、何人か希望を出させてもらいました。そのなかのひとりが、みやま先生です。

 それからしばらくやり取りをしていたら「もしかしたらみやま先生がOKしてくれるかもしれません」と連絡があったので、あのときはビジネスメールにも関わらず「やったー!」と返信してしまいました(笑)。

KADOKAWA編集担当 みやま先生はお忙しい方なので最初は無理だと考えたんですが、最終的にはOKをいただけました。先生は『なんダン』のWeb連載を読んでくださるなど、すごく意欲的に取り組んでいただけました。

――最初に上がってきたデザインをご覧になった感想は?

鋼我 マリアンヌ(物語序盤から主人公にアドバイスを送る、同作のヒロイン)のデザインをいただいた時は「さすがみやま先生だぜ!」という気持ちと、「これはちょっと恥ずかしい……」という気持ちが同時に出てきました(笑)。もう少し抑え気味にしてもらえませんかとお伝えしたら「これで行きましょう」という内容のメールをいただいて「みやま先生ほどの方がそう言うのなら……」というわけでそのまま行くことになりました(笑)。結果的には大成功ですね。

 御影兄妹(主人公とともにダンジョン管理に携わる兄妹)については、イケメンと可愛い感じがガーンと出ていて良いですよね。そして主人公の入川春夫。右から見ても左から見てもド凡人。この足の短さ。作業服チェーン店で揃えたような衣服のセンスも最高でした。

――最後に、読者へのメッセージをお願いします。

『なんダン』に興味を持ってくださった方は、まずは、みやま先生の絵を見てください。間違いなく惹かれると思うので。そして、主人公たちが酷い目にあい、のたうち回る様を「こうはなりたくねえなあ」と思いながら、のんびり眺めていただきたいですね(笑)。あとは、飯の描写に力を入れているので堪能してほしいです。

(早川清一朗)

※小説『汝、現代ダンジョンに希望を持つべからず』(KADOKAWA)は、全国の書店で発売中。電子書籍版も各販売サイトで購入可能です。

※作品ページ
https://www.kadokawa.co.jp/product/322509001251/

【画像】美男美女と…凡人(?) これが「現代ダンジョン」に対処する登場人物たちです(5枚)

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早川清一朗

アニメライター。40年来のアニメ好き&漫画乱読者で、なんとなく始めたライター生活も気付いたら20年以上が経過。別名義でシナリオライターとしても活動中。趣味は釣りと酒に銭湯巡り。大好物は自分で釣ったハゼの天ぷら。

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