2020年に元気をくれたアニメ5選。「コロナ禍だから今は会わない！だって…」
2020年を語る上で欠かせない、新型コロナウイルスの猛威。その影響はアニメ業界にも大きな影響があり、放送や上映の延期が相次ぎました。そんな状況のなか、視聴者に元気を与え、勇気づけてくれた作品も多数ありました。今回は2020年のアニメ作品から珠玉の5作を紹介します。
スポーツアニメのトップ＆新定番の悪役令嬢もの
新型コロナウィルスの拡大によって暗いムードに包まれた2020年。その脅威はアニメ業界にもおよび、作品の放送や上映は延期続きとなり、アフレコなど制作体制も変化を余儀なくされました。そんな状況下でも放送されたアニメ作品に、勇気づけられたファンも多くいたのではないでしょうか。今回は、2020年に放送されたアニメから、特に元気を与えてくれた5作品を紹介します。
●『ハイキュー!! TO THE TOP』
「週刊少年ジャンプ」で連載され、2020年に完結を迎えたマンガ『ハイキュー!!』（著：古舘春一）を原作とするTVアニメも第4シーズンを迎えました。1月からと10月からの2クールにわたって放送されている『ハイキュー!! TO THE TOP』では、春の高校バレー宮城県予選を突破した烏野高校排球部が、全国大会に挑みます。
勝負のステージが上がったことで熱量もさらにアップ。日向と影山のふたりを中心とした烏野高校の面々はもちろん、音駒高校や稲荷崎高校といったライバル校のキャラクターたちの成長や奮闘も丁寧に描かれています。また10話のマネージャー・清水潔子の物語など、コート外の胸アツエピソードもあり、バレーボールやスポーツが好きな人に限らず、多くの人が心奮わされるでしょう。この作品は「dアニメストア」「NETFLIX」「Amazon Prime Video」などで観ることができます。
●『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』
同名の小説（著：山口悟）が原作の転生コメディ。ライトノベルではすっかり定番ジャンルとなった“悪役令嬢もの”の嚆矢としてアニメ化されました。夢中になっていた乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』の悪役令嬢・カタリナに転生してしまったオタク女子高生の奮闘が描かれます。
ハッピーエンドで国外追放、バッドエンドで死亡と、シリアスな運命を背負っているカタリナ。しかし元々「野猿」と呼ばれていたほどの元気さと前向きさで破滅フラグを回避していくさまは圧巻。「土の魔力を高めるために畑を耕す」など、ちょっと天然な行動がありながらも、周囲を取り巻く美女や攻略対象のイケメンも彼女に惚れ込んでいきます。そんな彼女の“人たらし”力に視聴者も自然と明るくなること必至です。この作品は「dアニメストア」「NETFLIX」「Amazon Prime Video」などで観ることができます。