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『ダイの大冒険』30年待った…未アニメ化だった「バラン編」に期待したいのは?

1991年版では登場しなかった竜騎衆の活躍に期待大

 実は「1991年版」でも竜騎衆の3人の登場は予定されていました。各キャラクターの設定書も作られ、オモチャもフィギュアの試作見本が発表されていたのです。

 そんなわけですから、当時のファンはまだ『ダイの大冒険』のアニメは続くと思っていたのでした。ところが、そこに行く前に最終回となってしまい、みんな目が点になったわけです。 ですから、今回の再アニメ化に昔からのファンが大喜びだったことは、前回のアニメを知らなかった世代も理解してくれることでしょう。

 その竜騎衆の3人の声優は、“陸戦騎”ラーハルトに石田彰さん、“海戦騎”ボラホーンに杉村憲司さん、“空戦騎”ガルダンディーに木村昴さんという豪華な顔ぶれ。

 筆者的に一番注目したいキャラは、もっとも活躍の多いラーハルトです。

 その担当声優の石田さんといえば、『新世紀エヴァンゲリオン』(1996年)の渚カヲル、『機動戦士ガンダムSEED』(2002年~)のアスラン・ザラ、『銀魂』(2006年~)の桂小太郎など、多くの美形キャラを担当していることで有名。代表作をすべて挙げられないほどのベテラン声優です。

 ラーハルトも前述したキャラたちと同じく、クールさと秘めたる情熱を併せ持つ美形キャラ。それが石田さんの声で動き出すと思うと、登場までの時間を待ちきれず、思わず指折り数えてしまいます(笑)。

 また、「バラン編」の見どころのひとつと言えば、武闘家になる修行のために抜けたマァムの代わりに、ダイのパーティーの仲間入りしたレオナでしょうか。バルジ島での決戦では、氷漬けで活躍らしい活躍が少なかったので今回は一挙手一投足すべて見どころです。 マァムとは違った魅力を持つヒロインの加入で、「バラン編」も盛り上がることは間違いなしでしょう。

 他にも、これまで作品内ではあまりいなかったタイプのヒロインとして、占い師のメルルが登場していました。その声を演じるのは小原好美さん。『スター☆トゥインクルプリキュア』(2019年)の羽衣ララ/キュアミルキーとは違った、おとなしくて健気な雰囲気の声が魅力的でした。

 ストーリーはまだ全体の中盤もいっていませんが、盛り上がりは今回のアニメが始まって以来、最高まで高まっている感じです。 これからの『ダイの大冒険』の展開には目が離せません。

(加々美利治)

【画像】初アニメ化される竜騎衆の顔ぶれ

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