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新章に突入『ダイの大冒険』 話数を計算すると、最終回までの“意外な”数字が!

ついに前作アニメでは見ることができなかった新コスチューム、新キャラが登場するようになった『ダイの大冒険』。これまでの話数を踏まえて計算すると、カウントダウンまでの数字が明らかになりました。

『ダイの大冒険』期待と注目の新展開と、新キャラクターたち

『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』キービジュアル (C)三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京 (C)SQUARE ENIX CO., LTD.
『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』キービジュアル (C)三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京 (C)SQUARE ENIX CO., LTD.

 ついに放送中のアニメ『ダイの大冒険』が未知のエリアに足を踏み入れました。なぜなら「バラン編」は途中までとはいえ、前回の1991年版でも製作されていたからです。 つまり、5月29日(土)の放送から始まったザムザとの戦いを描いた「超魔生物編」は、2021年の今初めて見ることができるアニメ版ということになります。

「超魔生物編」でもっとも期待したいのは、やはり武闘家になったマァムでしょう。アニメでは原作マンガと違って、ダイとポップに出会うまで影処理で姿を見せないという効果で期待感を盛り上げました。

 その武闘家らしいコスチュームは若干、原作マンガとデザインが変わりましたが、筆者的にはよりピンクと黒の色の強弱がついて、これはこれでよいのでは? と思います。再びマァムがダイたちのパーティに加わって、より激しさを増す戦いを盛り上げてくれることを期待しましょう。

 ダイも新しいコスチュームに変わって心機一転。パーティから外れましたが、レオナの活躍もまだまだあるのでそちらにも注目です。

 また、新しいキャラも加わりました。マァムの兄弟子にあたる空手ねずみのチウ。ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズに登場する「おおねずみ」系のモンスターです。

 激しさを増す戦いのなかで笑いを提供するコメディリリーフ役として活躍しますが、それだけでなく、戦闘でも存在感を見せるシーンが何度かありますから期待しましょう。

 このチウを担当する声優が堀江瞬さん。現在放送中の『蜘蛛ですが、なにか?』(2021年)のシュレイン・ザガン・アナレイト/山田俊輔役でもメインキャラとして活躍しています。役柄はだいぶ違いますが、熱のある演技が期待できるでしょう。

 ほかにもマァムとチウの師匠である「拳聖」ブロキーナも登場しました。その実力はかなりのもので、一時期はアバンのパーティに加わって魔王ハドラーと戦ったこともある実力者。その力はいまだ衰えてはいないようです。ブロキーナとしての戦闘シーンはあまり見られないかもしれませんが、意外な活躍の場があるかもしれません。今後の登場に期待しましょう。

 ブロキーナの声はベテラン声優の水島裕さん。『超人戦隊バラタック』(1977年)のマック(橘マキト)、『六神合体ゴッドマーズ』(1981年)の明神タケル(マーズ)など、筆者の年代ではヒーロー声の声優として活躍していました。近年では『キラキラ☆プリキュアアラモード』(2017年)のいちご山の長老、『ONE PIECE』(1999年~)の河松など、渋いバイプレイヤーとしていぶし銀の魅力を見せています。その演技に注目しましょう。

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