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僕らは「京アニ」作品を待ち続ける。『小林さん家のメイドラゴン S』でTVアニメに復帰

今後は劇場版『Free!』二部作と『ツルネ』劇場版を予定

2021年9月に公開が予定されている、『劇場版 Free!-the Final Stroke- 前編』ティザービジュアル (C) おおじこうじ・京都アニメーション/岩鳶町後援会2021
2021年9月に公開が予定されている、『劇場版 Free!-the Final Stroke- 前編』ティザービジュアル (C) おおじこうじ・京都アニメーション/岩鳶町後援会2021

 また、作画監督は岡村公平氏ただひとり。原画のスタッフは7名となっていました。作画監督とは異なるスタッフが描く原画の絵柄を統制するポジションで、近年ではアニメ1話につき、多い場合は10人ほどが務めることもあります。原画のスタッフも30人を超えることはざらにあるのですが、今回京都アニメーションはたったこれだけの人数でやってのけたのです。

 亡くなられたあまりにも大事な方々、もっともっとアニメを作りたかった方々に存在していたはずの未来が突然断ち切られたことを決して忘れてはなりませんが、それでも生きている方は描き続けなければなりません。アニメを作り続けることが、亡くなられた方への何よりの供養になるのですから。

 京都アニメーションの今後のスケジュールとしては、2021年9月17日(金)公開予定の『劇場版 Free!-the Final Stroke- 前編』に続き、2022年4月22日公開予定の『劇場版 Free!-the Final Stroke- 後編』、そして第7回京都アニメーション大賞小説部門審査員特別賞を受賞した『夜多の森弓道場』をアニメ化した『ツルネ -風舞高校弓道部- 劇場版』が予定されています。まだ情報が公開されていない新たなTVシリーズ作品も、おそらく水面下では動き出しているでしょう。

 失った仲間を悼む気持ちと、事件が残した痛みや傷は、いつまでも癒えることはないでしょう。それでも、アニメという夢に向かって生きる方々が手を取り合い動き続けている京都アニメーション。かつてのように毎年素晴らしいTVアニメを送り出してくれるようになるにはまだ時間がかかるとは思いますが、それでもファンはいつも、京都アニメーションの作品を楽しみにしているのです。

(早川清一朗)

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