「ジャンプ」の“未来を予知するキャラ”4選 使い方次第で作中最強!
マンガ・アニメ作品にたびたび登場する“未来予知”の能力を持つキャラクターたち。未来に起きる事象をあらかじめ把握して行動する、まさにチート級の能力を持つ彼らを、「週刊少年ジャンプ」掲載作品から4人選んでご紹介します。
「未来予知」の能力と「バトルセンス」を兼ね備えたツワモノたち
マンガ・アニメ作品でときおり登場する、“未来予知”の能力が欲しいと思ったことがある人は少なくないと思います。未来に起きる事象をあらかじめ知る能力を持つキャラクターは、使い方次第では作中で「最強」になり得ます。
この記事では、「週刊少年ジャンプ」掲載作品から“未来予知”の能力を持つキャラクターを4人ピックアップして紹介します。
●『ワールドトリガー』迅悠一
葦原大介先生原作のTVアニメ『ワールドトリガー』は、第3シーズンが10月から放送されることが決まり注目を浴びています。第3シーズンでは、B級ランク戦で玉狛第2の前に、さらなる強敵が立ちはだかるということです。
その『ワールドトリガー』で最強と呼び声高い“未来予知”能力者が迅悠一(じん・ゆういち)。同作の主役級キャラクターのひとりです。
迅は「目の前の人間の少し先の未来を見る」ことができる特殊能力“サイドエフェクト”の持ち主。複数の未来が並列で見えるということで、実現の可能性が高い未来は年単位まで見ることができます。戦闘では相手の攻撃を読むサイドエフェクトにより、迅に攻撃を当てることすら難しいのです。小さな攻撃は読むことができない場合もありますが、それでも十分な強さで相手を圧倒します。
そんな無敵なサイドエフェクトを保有しているだけでなく、トリガーのなかでも特別強い能力を持つ黒トリガー「風刃」の使い手。迅は「風刃とおれのサイドエフェクトは相性が良すぎるんだ」などと口にするほど抜群の相性を戦闘で垣間見せます。
作中、たびたび「実力派エリート」を自称しますが、誰もツッコめないほど高い戦闘スキルを誇る迅。未来が見える能力から「おれのサイドエフェクトがそう言ってる」という口癖も説得力抜群でかっこいいです。
●『僕のヒーローアカデミア』サー・ナイトアイ
2021年8月6日には新作劇場版『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』の公開が予定されている、堀越耕平先生原作の“ヒロアカ”こと『僕のヒーローアカデミア』。
作品は、世界総人口の8割が「個性」と呼ばれる何らかの特異体質を持つ超人社会。同作に登場する未来を予知するキャラクターが、サー・ナイトアイです。ナイトアイの個性は「予知」。対象人物の一部に触れて目線を合わせることで、その人物のとりうる行動を先に“見る”ことができます。なんと1秒先から数年先まで、カメラフィルムのように1コマ1コマが脳裏に映し出されます。
見た目は、サラリーマン風のスーツ姿で細身のナイトアイですが、その身体は非常に鍛えられており、1個5kgという印鑑型のサポートアイテムを投げて戦います。投擲により身体の大きなヴィラン(敵)でも吹き飛ばすほどのパワーを生み出します。
そのサポートアイテムと未来を予知する個性により、指定敵団体「死穢八斎會」の幹部クラスをも圧倒しますが、最後は若頭・オーバーホールに腹を貫かれる致命傷を与えられ、病院で生涯を終えました。死の間際、一番弟子のルミリオンに笑顔で最後の言葉を残したシーンは感動的でした。