『北斗の拳』ア二オリ回でケンシロウが戦った「兵器」たち 南斗人間砲弾の原理は…?
まさかの「列車」攻撃!

●ケンシロウVS南斗人間砲弾
19話「悪党ども! 死への片道切符を用意しろ!!」に登場したのが、大砲で人間を打ち出す「南斗人間砲弾」です。シンの配下であるガレッキーが指揮する「ゴールドウルフ軍団」が使用する大技で、十数人の兵隊をバリケード越しにジーナの村に飛びこませ、村人全員を捕らえることに成功しています。
砲撃の際にはおそらく大量の火薬を使っていると思われますが、発射の際の衝撃に人体が耐える原理については不明です。ケンシロウに対しても使用しましたが、ケンシロウは華麗な空中殺法で文字通り一蹴、最後に単独で飛び込んできたガレッキーも北斗虚空斬でしとめ、見事勝利しています。なお、同話にはオートジャイロ(ヘリ)を使用する「ブラックバード軍団」も登場しましたが、ケンシロウの手によりあっさり全滅の憂き目を見ました。
●ケンシロウ VS 南斗列車砲
20話「悪夢の総力戦! 俺の拳は100万ボルト!!」に登場したのが、「南斗列車砲」です。列車砲とは陸上では移動が困難な大型の砲を列車に搭載し、線路上を走行させることで移動を可能にしたものとなります。シンの配下であるトウダと部下によって運用されており、圧倒的な火力でケンシロウたちに襲い掛かりました。
絶体絶命の窮地に陥ったケンシロウたちでしたが、一度発射したら再装填に時間がかかることを見抜いたジェニファーが囮となって砲撃を誘います。そして、命がけで作り出した隙にケンシロウが砲に取りついて乗員を倒し、地上に打ち上げられた戦艦を利用して作られたトウダの秘密要塞へと特攻させて、要塞もろとも破壊しました。
ケンシロウと兵器が戦う奇想天外なストーリーが展開された「ジーナの村」編ですが、以降は原作サイドからの監修が入るようになり、原作に準じたストーリーが展開されるようになります。現代では原作に忠実なアニメが作られることが多いため、このような突飛な展開はなかなかお目にかかれないものになりました。今見直すと、味わい深いものがあるのではないでしょうか。
(早川清一朗)



