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イライラするゲームの敵キャラといえば? 「倒したと思ったら第二形態で絶望」

「倒したと思ったのに…」絶望的なラスボスの展開

ラスボス2段階の禍々しさが、絶望感を与える『忍者龍剣伝』
ラスボス2段階の禍々しさが、絶望感を与える『忍者龍剣伝』

●絶望感漂う、2段階・3段階の「変身」

 直接的な攻撃手段ではありませんが、攻撃そのものが続く絶望感と、追い詰められていく焦燥感が合わさる最強のアンサンブル──「変身するボス」も外せません。

 敵の恐ろしさがイヤというほど分かる効果的な演出なので、さまざまな作品に用いられています。手強いボスに何度もやられつつ、ようやく倒したと思った直後に「変身」して二段階目に突入した時ほど、「ちょっと待って!」と叫びたくなる時はありません。

 変身すると、ボスのHPは全回復しているうえに、攻撃はさっきよりも苛烈に。さらに、第2段階目を倒しても、第3段階が待ち受ける場合もあり、絶望感がおかわり状態。心が折れる瞬間とは、まさにこのことです。

 段階を経た変身と絶望感は、ファミコン時代から続く伝統芸。高難易度で知られる『忍者龍剣伝』は、ラスボスが2段階あるだけでなく、ドラマチックな前座戦もあり、3連戦が強いられます。前座を越え、手強いラスボスを倒した……と安堵した直後の変身は、絶句するほかありません。

 しかし、『忍者龍剣伝』の2段階目のラスボスは、見た目ほど恐ろしくはなく、攻略法さえ見えてしまえば存外楽な相手。全編にわたって厳しい戦いを迫る本作が、最後に優しさを垣間見せてくれました。

●「それズルい!」と思わず叫ぶ、使い放題の「魔法」や「技」

「変身するボス」はRPGでもよく見かけ、その絶望感はジャンルを越えて広がっています。ですが、RPG系で特に声を大にして「ちょっと待った!」と言いたいのは、「魔法や技が使い放題の敵」です。

 舞台設定にもよりますが、RPGに「魔法」はつきもの。単体に大ダメージを与えたり、敵全員を一度に攻撃したりと、便利な呪文が多彩にあります。また攻撃だけでなく、回復魔法やステータスを一時的に増強する支援魔法も、冒険には欠かせません。また、魔法だけでなく剣などの武器を用いた「技」を取り入れるゲームも増えました。技を使った攻撃は魔法に負けず劣らず、頼もしい存在です。

 しかし、魔法や技は無尽蔵に使えず、精神力を数値化した「MP」を使う場合がほとんど。例えば、最大MPが40で、8MPを使うファイアの魔法は、回復手段がない限り最大で5回しか発動できません。魔法や技を、いつどこで、どれくらい使うのか。その選択が悩ましく襲いかかります。

 こうした魔法や技は、雑魚やボスも使いこなします。1体の敵が使う種類こそ限られているものの、特にボスクラスだとMPの制限がなく使い放題な場合も少なくありません。ただでさえ、ボスはHPや攻撃力が高いのに、MP切れの心配なく魔法を連打されると、「ちょっと待って、一度落ち着こう!」と泣きを入れたくなります。

 特に悲鳴を上げたくなるのが、ボスが使う回復魔法。苦労して与えたダメージがなかったことになり、こちらのMPだけが減った状態は、変身とはまた別の絶望感が漂うばかり。もちろん倒せるようにバランスが調整がされていますが、制限なく魔法を使う様子には恐ろしさしかありません。

 ちなみに、敵にもちゃんとMPが設定されているRPGもあり、魔法を使ったけど「MPがなくて発動しない」といったメッセージが出た時は、なんとなくほっこりします。

 敵の脅威的な攻撃は、このほかにもたっぷりあります。どんな攻撃で苦しめられたか、改めて思い出してみるのも一興でしょう。

(臥待)

【画像】デカ過ぎ! ファミコン時代の巨大ボスたち (5枚)

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