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「白ブリーフ」こそ下着の最高峰? 堂々と履きこなす「デキる男」キャラ3選

歴代のアニメキャラを見返すと、仕事ができる男に限って、「白ブリーフを履いていた説」が浮上!? なぜ「デキる男」はブリーフを履いていたのか、なぜブリーフを履く必要があったのか……。SNSなどでブリーフ派の意見を確認しながら、驚きの新説に関する真相に迫っていきたいと思います。

なぜ、アニメキャラの「デキる男」は白ブリーフを好んで履いていたのか?

世界一白ブリーフが似合う漢・ゴルゴ13ことデューク東郷。画像は横顔ドアップの『ゴルゴ13』192巻(小学館)
世界一白ブリーフが似合う漢・ゴルゴ13ことデューク東郷。画像は横顔ドアップの『ゴルゴ13』192巻(小学館)

 男子なら小さい頃に一度は履いた人も多いであろう白ブリーフですが、なんとなく幼く見えてしまうこともあるため、大人になるとだんだん履く人がいなくなる下着です。

 ネット上でも「小3の時、体育で着替える際に周りの友達がみんな、ボクサーブリーフを履いていて、自分だけ白ブリーフで恥ずかしい思いをした」「うちの親は中学まで白ブリーフのパンツ以外買ってくれなくて、体育とかの着替えで死ぬほど恥ずかしかった」というようなコメントがあるように、履いていて恥ずかしい経験をしたことがある人も多いはず。それだけに、大人になってもブリーフを履き続けている人は少数派です。

 肌着メーカー・グンゼの調査によると、小学校の高学年になるにつれて、ブリーフを履く子供の割合が減少していそうです。しかし、アニメ、マンガでは「デキる男」が白ブリーフを履いている例も、幾度となく見られます。代表例では『ゴルゴ13』のデューク東郷は、作中で何度も白ブリーフ姿を見せていることで有名です。

 作者であるさいとうたかを氏は「世界を股にかけて活躍する殺し屋に相応しい下着だ」という理由で、ブリーフを採用したと語っています。堂々と白ブリーフを履いている姿は、SNSでも「世界広しと言えども、白ブリーフの着こなしでゴルゴ13の右に出る者はおるまい」「ゴルゴ13並み、いや……それ以上に白ブリーフの似合う男になりたい」と、デューク東郷の白ブリーフ姿を絶賛する声もあがっています。

 特に、第102巻第315話の「メデジンカルテル」での、ブリーフ姿での超人的エピソードは有名です。ゴルゴはブリーフ一丁でホテルの屋上から飛び降り、拳銃を構えたまま落下して、ターゲットのいる階を通過するわずかなタイミングを逃さずに、見事射殺しました。

 また原作・総監督を「機動戦士ガンダム」シリーズの生みの親・富野由悠季さんが手がけた『無敵鋼人ダイターン3』の破嵐万丈も、白ブリーフ姿で銃を手に戦う姿を披露しました。破嵐万丈はメガノイドの人類支配阻止のために戦うカッコいいキャラとして、人気を博しています。ファンからも、「万丈さんは白ブリーフがよく似合う」「男らしくていい」「眉毛が立派だとブリーフが似合う」と、高い評価を得ていました。

 先に紹介したふたりとは違い、少しコメディー要素の強いキャラクターですが、『銀魂』に登場する江戸幕府の征夷大将軍・徳川茂茂も、何度もブリーフ姿を見せたキャラのひとりです。登場シーンによっては「汚れ役」のような扱いの時もありましたが、しっかりと将軍として民のことを一番に思いやる姿は、「カッコいい」と評判です。「ブリーフでもちゃんとカッコいいの本当に好き」「薄汚れたブリーフを愛用する将軍。犬のフンを頭に乗せられても怒らない。結婚するならこのキャラ」と、SNSでも「将ちゃん」には、好意的な意見が多数寄せられています。

 上記の「デキる男」3人がブリーフを履いていた理由を考えてみると、その特徴にヒントがあるかもしれません。ブリーフは股下があるボクサーパンツや、トランクスよりもフィット感に優れ、とても動きやすい下着です。激しく動いても大事な部分がしっかりホールドされ、かつ股部分に余計な布がないため開放感を感じられるのもメリット。今回紹介した3人はブリーフのメリットをしっかり把握した上で、生死をかけた戦いや仕事に最適な下着として選んでいたのかもしれません。

 SNSでも「50代になった今、ブリーフをはいたら、超絶に快適すぎてブリーフに転向することを決意」「久しぶりにはいてみると、軟らかくて生地がピッタリ優しくフィットする。包み込んでくる心地良さに『そうそう、この感じ』と大感激」などなど、ブリーフの良さを再確認する人の姿も見受けられます。

 小さい頃にブリーフを卒業してしまった人も多いでしょうが、ゴルゴたちのような「デキる男」になりたければ、できるところから真似してみるのもいいかもしれませんね。

(LUIS FIELD)

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