残念! スーファミで未発売になった幻のソフトたち 斬新な内容に多くのファンが期待した?
スーパーファミコンには、ゲームファンから期待されながらも発売が中止になってしまった幻のソフトが存在します。今なお、ネット上では発売中止を惜しむ声も見られます。この記事ではそんな幻となってしまったソフトを紹介します。
今でも「プレイしてみたい」気持ちは消えない?

「スーパーファミコン」には、発売が期待されながらも何らかの理由でお蔵入りになってしまったソフトがいくつか存在します。そのなかには、今までにない画期的なゲームシステムやキレイなグラフィックなどが事前に公表され、ファンが首を長くして待ちわびていた作品も少なくありませんでした。
残念ながら発売されることなく、幻となってしまった未発売のソフトはどのような内容だったのでしょうか? この記事では、そんな謎に包まれたソフトたちを紹介します。
最初に紹介する『ああっ女神さまっ』は、1988年から「月刊アフタヌーン」で連載されていたマンガが原作で、ゲーム化が進められていました。原作は普通の男子大学生と、人間の常識が通用しない女神とのラブコメディとして人気を博し、多くのファンがゲームの発売を心待ちにしていました。
しかし、スーパーファミコンでの発売が1990年初頭に予定されたものの、理由が明かされることなく未発売となってしまい、結局ソフトはゲームファンの手元に届くことはありませんでした。ゲーム雑誌でもしばらく発売予定のソフトとして掲載されていたため、「ずっと発売を待ち望んでいたけど、なんで発売されなかったんだろう」「ゲーム雑誌の新作発売予定リストに数年間掲載され続けていたから待っていた」など、当時発売を待ち望んでいたファンの声が多くあがっています。
任天堂から発売される予定だった『サウンドファンタジー』も、多くの情報が公開されながらも発売が中止になってしまった作品です。同作品は、マウスで描いた絵が音楽と連動して楽しめるという画期的なゲームシステムで、ゲームファン以外からも注目を集めていました。
マウスを使用して繰り出される音楽とゲームが融合したユニークな作品で、収録されるゲームが当初の予定である3種類から4種類に増えたことも発表され、ファンは発売を心待ちにしていたのです。しかし、結局具体的な理由が明かされないまま、『サウンドファンタジー』も発売中止となってしまったのです。
SNS上では「独創的な内容で結構面白そうだっただけに発売中止はもったい無い」「描いた絵の上を虫が走って音楽を作るなんて画期的だったんだけどな」と、発売中止を残念に思う声があがっています。