「ときめきメモリアル30周年ライブ」開催決定に、元「メモラー」が喜んだポイントは？

多くのメモラーたちが歓喜した

『ときめきメモリアル』PCエンジンSUPER CD-ROM版の発売30周年を記念したライブが2024年5月18日（土）と19日（日）に開催されると発表がありました。かつて「ときメモ」にハマり、胸を焦がす日々を送った「メモラー」のひとりである筆者が、喜びの声を送ります。

　27年か28年前のことでしょうか。筆者は「コミックマーケット」の会場で、ある格闘ゲームのキャラクターのコスプレをしながら、なぜか全身に虹野沙希さん（同作のヒロインのひとり）のグッズを付けて会場を練り歩いたことがあります。若さと情熱の暴走としか言いようがありませんが、行く先々でまるでモーセのごとく道が開いたのを思い出します。

　今でこそグッズを付けて練り歩くのはそれほど珍しい光景ではありませんが、当時としてはおそらく前衛的過ぎたのでしょうか。現代のように気軽に写真や動画を撮影できる時代であれば、何かの形で残ってしまったかもしれませんが、いまとなっては何の証拠もないことに安堵感を覚えつつ、少々の寂しさも感じています。

　さて先日、『ときめきメモリアル』30周年記念ライブの開催が発表されると、藤崎詩織役の金月真美さんや美樹原愛役の栗原みきこさん、如月美緒役の関根明子さんなど、X（旧：Twitter）にアカウントを持っているキャストの方々もX上で喜びの声を挙げており、メモラーたちを歓喜させました。

　情報公開前はXの『ときめきメモリアル』公式アカウントでカウントダウンとともに、かつてキャラクターデザインを手掛けたこくら雅史（小倉雅史）氏の手による懐かしいキャラクターたちがドレスアップしたイラストがアップされていました。これを見たメモラーたちの間では「もしかしたら新作の発表か？」「何かイベントをやるのでは？」などの声があがっており、30周年記念ライブの情報が公開された際には、怒涛の如き喜びの声がX上を駆けめぐりました。