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『北斗の拳』ケンシロウの破れた服、毎回復活の謎。原作検証で見えた意外な事実も

ケンシロウの服破れ、実は「それほど怒ってない」?

北斗4兄弟の長男としてケンシロウに立ちはだかるラオウ。画像は『北斗の拳』究極版第10巻(徳間書店)
北斗4兄弟の長男としてケンシロウに立ちはだかるラオウ。画像は『北斗の拳』究極版第10巻(徳間書店)

 ケンシロウの「服破れ」の栄えある第1回は、「関東一円を支配するキング」の中ボスキャラである「スペード」が相手の時なのですが、この時のように怒りが頂点に達した時に発動される、「人間は自分の潜在能力の30パーセントしか使うことができないが、北斗神拳は残り70パーセントを使うことに奥義があることを実現する『転龍呼吸法』」によるパターンと、「敵に破かれる、もしくはアクシデントで破ける」というパターンがあります。

 たとえば最大の強敵(とも、と読む)であり、北斗の長兄であるラオウとの戦いでは「マミヤの村」での初戦こそ「転龍呼吸法」パターンですが、「ユリアの居城」での2戦目は「破かれ」、最後の対戦は「相打ちで転んだ拍子に破ける」パターンです。また元斗皇拳のソリアやファルコとの対戦も「破かれ」パターンなのですが、こうした相手の場合、ケンシロウは「それほど怒っていない」と推測できます。

 ちなみに「破かれた」相手は、前述の3人以外は羅将ハンとラオウの実兄であるカイオウ、ケンの実兄のヒョウ、そしてブランカの光帝バランです。最後のカイオウ戦では、最初からライダースを着ておらず、左肩の防具のみという半裸状態で闘いに挑みます。またケンシロウが「修羅の国」に渡る際は、「左腕だけ長袖」のライダースジャケットを着用しています。

 加えて、聖帝サウザー戦以降、服が破けるたびに「肩の防具」が装飾された豪華バージョンになっていったことを考察すると、ともすれば敵のザコキャラあたりから『ビー・バップ・ハイスクール』の「ボンタン狩り」のごとく、その都度服を調達していたのかもしれません。

 破けても破けても復活するケンシロウの服の出どころ……まったく謎が深まるばかりです。

(渡辺まこと)

【画像】破けてもすぐ復活! ケンシロウの多彩な衣装コレクション(8枚)

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