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PS5値上げに「高すぎる」との声もありますがここで過去の「超高額機」を見てみましょう

業務用ゲームが遊べちゃう! から「安い買いもの」…?

 そのような高額ゲームハードのなかで、ただひとつ「むしろ安い!」と言われたのが、「NEOGEO」(1991年7月発売)の5万8000円でしょう。キャッチコピーの「凄いゲームを、連れて帰ろう。」は、ゲームセンターと全く同じゲームが家庭でも遊べるということで、比較対象は数十万円もする業務用ゲーム機だったのです。

 NEOGEOを発売したSNK(当時)は『餓狼伝説』や『サムライスピリッツ』『龍虎の拳』「KOF(キング・オブ・ファイターズ)」シリーズなど、次々と対戦格闘ゲームの傑作を世に送り出したメーカーです。それらが家で遊び放題となるのですから、5万円ごときが高いと思うわけがありません。

 本体価格よりも強烈なのがソフトであり、どれも3万円前後というお高さです。ソフト1本だけで、「スーパーファミコン」など他社ハードを楽々上回っていました。ゲーセンで1回のプレイが100円として、300回やればモトが取れるという感覚だったのですね。

 以上は「ゲーム機単体だけで高額」というケースでしたが、かつては「オプションと組み合わせて高くなる」タイプがよくありました。

 その代表例が、「PCエンジン」と「メガドライブ」のCD-ROMドライブでしょう。まずゲーム機本体を買い、数年後にオプション機器を買い足した場合、さほど負担を感じませんが、トータルの金額ではエラいことになっていました。

 PCエンジンの場合は、ゲーム機本体が2万4800円+CD-ROM^2ドライブ3万2800円+インターフェースユニット2万7000円=8万4600円となります。そしてメガドライブは、本体価格2万1000円+メガCD4万9800円=7万800円という具合です。筆者は両方ともリアルタイムで買いましたが、これほど出費していたのですね。

 こうして振り返ると、PS5にPCエンジンやメガドライブにあった「合体」のロマンがないのは、少し寂しい気もしますが、先代のPS4用ソフトも遊べてBlu-rayビデオも楽しめて約8万円(ドライブ搭載モデル)というのは、実は安いのでは……とも思えてきます。

 と、本稿制作中のつい今しがた、「PS5 Pro」が発表されました。約12万円、ディスクドライブを買い足すと約13万円……さすがにネット上でもザワザワしているようです。

※本文の一部を修正しました。(2024年9月12日 11時14分)

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