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プロレスゲームの傑作『キングオブコロシアム』 エディットレスラーで夢の対戦に明け暮れた

ファンなら感涙ものの対決も再現可能に

レスラーや技などのボリュームを増した続編の『キングオブコロシアムII』(スパイク)
レスラーや技などのボリュームを増した続編の『キングオブコロシアムII』(スパイク)

 レスラーのエディットモードは、2004年に発売された続編の『キングオブコロシアムII』では、ベースとなる「サンプル・レスラー」が162名も用意されている上、それぞれの「スキル」や「技装備」、その行動を司る「COMロジック」がパターン化されているので、たとえばアントニオ猪木選手をモデルにした「ビクトリー武蔵」や、ジャイアント馬場選手がモチーフとなる「グレート司馬」、前田日明選手イメージの「冴刃明」など、かなり現実に沿った設定が可能です。

 細かい技設定やコスチュームの微調整、そしてお約束のレスラー・リ・ネームをすれば、昭和のプロレスファンが夢に思い描いた「猪木対馬場」や、プライドが元ネタの「BLADE」リングの総合ルール設定で「ヒクソン対ヒョードル」が再現できるというのは、ファンならば感涙ものではないでしょうか?

 エキシビジョンマッチのモードでは「新日」、「全日」、「ノア」の(当時の)3大メジャー団体はもちろん、総合のリングや「UWF系」の3団体、インディーなどのリングが用意され、ルールも「プロレス」はもちろん、「総合格闘技」や、かつてのUWFに則った「U-FILEルール」、オンリーギブアップやランバージャックなどが自由に設定可能。また、観客層も各団体のファンや総合格闘技系ファン、U-FILEファンなどが設定でき、試合後の「観客満足度」がルールや内容によって変化するといったマニアックな内容も盛り込まれています。

『キンコロ』のパート1にあたる「赤」「緑」の2枚組ディスクでラインナップされていたパンクラス勢が『キンコロII』でなくなってしまった点は残念ですが、発売から16年の時を経た今も十分楽しめるソフトです。

「プレイステーション」の最新機種が「4」となった現在では、アメリカのプロレス団体である「WWE」の一強状態が長らく続いていますが、新日を中心にプロレス人気も復活しています。

『キンコロII』のマッチメーカーモードで「プロレス界のど真ん中」を目指した団体、「WJ」で永島専務のグチを聞きながらプレイするのも、マニアにとってはそれはそれでコク深い楽しみ方ですが、そろそろ「レインメーカー・オカダカズチカ選手」や「内藤哲也選手」が登場するような、新しい「キンコロ」の登場をファンとしては待ち望みたいところです。

(渡辺まこと)

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