昭和100年に振り返る『未完の名作マンガ』に切実な声が続出?「もう残された時間が…」
昭和のレジェンド漫画家による大ヒット作で、作者が亡くなり未完のままとなっているものは少なくありません。一方、作者が存命の作品や、連載が今もつづている作品では、いよいよファンの心をやきもきさせる一面もあって……?
『銀河鉄道999』も、未完だった?

マグミクスが先日配信した、《「昭和100年」に読みたい未完の名作マンガ 「幻」となった結末に挑んだ作品も?》という記事について、たくさんのコメントが寄せられました。昭和時代に絶大な人気を集めたにもかかわらず未完となったマンガ作品、『火の鳥』『カムイ伝』『サイボーグ009』を紹介する記事内容に対し、ほかにも「完結が見たかった名作」「完結まで描いてほしい作品」を挙げる声があいついでいます。
すでに作者が亡くなっている作品では、梶原一騎氏の自伝的作品『男の星座』や、『スケバン刑事』などで知られる和田慎二氏の『傀儡師リン』「超少女明日香シリーズ」などを挙げる声がありました。『男の星座』は、これから描かれる重要エピソードの内容が示唆されていながら、作者の死去により連載が終了。『傀儡師リン』は、最終章に差し掛かるタイミングで作者が急逝したことにより、シリーズ継続中だった「超少女明日香」とあわせて未完となっています。
また、2023年2月に亡くなった松本零士氏の名作を挙げるコメントもありました。1990年代に連載されていた『銀河鉄道999』の「エターナル編」は結末が描かれないまま休止となり、『宇宙海賊キャプテンハーロック』も「第一部完」となったままです。
連載が続いていても「不安」が?

一方、作者は存命の作品でも、「完結が見られるのだろうか」と、期待とともに切実な感情も込められたコメントが多くありました。
もっとも多く声があがったのが、美内すずえ氏の『ガラスの仮面』です。1975年に連載開始し、多くのファンが続刊を待ちわびている名作ですが、2012年発売の49巻を最後に、刊行が止まったままです。コメントでは、「どれだけのファンが完結を見ずにあの世に行ったことか。私ももう残された時間は少ない」と、切実な思いが語られていました。
美内すずえ氏の作品では『アマテラス』も休載が続いており、『ガラスの仮面』とあわせて関心を集めているようです。
また、同じ少女マンガでは、細川智栄子あんど芙~みん氏による『王家の紋章』を挙げる声もありました。同作は1976年に連載開始し、昨年2024年に最新の70巻が発売されています。近年の平均刊行ペースは2年に1冊で、時々休載もありますが、秋田書店「プリンセス」での連載が続いています。
名作の連載が続いているのはファンにとって嬉しいことですが、シニア世代のファンの一部には「もうすぐ還暦だが、ゴルゴ13の最終回って読めるのかな?」と、自分自身が最終回を見られるかどうか心配になる感情もあるようです。
『ゴルゴ13』作者のさいとう・たかを氏は2021年に亡くなりましたが、作者の遺志を継いだ「さいとう・プロダクション」が作画を担当し、小学館ビッグコミック編集部などとの協業で連載が継続中です。現在、同作はWEBマンガサイト「ビッコミ」のキャンペーンで全3079話が無料公開されています(2025年6月12日まで)。途方もない話数で描かれてきた『ゴルゴ13』の終着点がどのような形になるのか、特に連載当初からのファンは気になることでしょう。
(マグミクス編集部)


