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ウルトラセブン「セブン暗殺計画」は、1話完結の最終回になる予定だった 本来のタイトルは「暗殺命令」

燃やされるのは、ウインダムではなくミクラスだった

DVD「ウルトラセブン vol.10」(円谷プロダクション)
DVD「ウルトラセブン vol.10」(円谷プロダクション)

 さらに、放送では、カプセル怪獣「ウインダム」が登場して倒されますが、準備稿では「ミクラス」でした。なぜ変更されたかは明らかにされていません。また、残念ですが「セブン暗殺命令」の結末で、セブンはM78星雲へ帰るのか、ダンはどうなる予定だったのか、については、今回は確認することができませんでした。

 実際に放送された「セブン暗殺計画・後編」で、印象に強いセリフがあります。隊員たちがセブンを救出に向かう際、「タケナカ参謀」は「これが、我々の最後の作戦だ!」と鼓舞していました。

 よく考えると「最後」とは大げさな気もしますが、これは、最終回として書いたセリフの名残ではないかと思います。ただ、それだけの覚悟で挑む大一番であり、視聴者までも「セブンを救うんだ!」と団結させる一言だったといえるでしょう。

 もしも、この第39話が最終回で、一度は敗北したセブンを人類が救い、セブンの勝利で締めくくるような結末だったなら、同じく敗北で幕を閉じた『ウルトラマン』の最終回を上回るインパクトは残らなかったかもしれません。「セブン暗殺計画」が、その後の最終回へと物語をつなぐ大きな転機となったからこそ、今も名作として語り継がれているのでしょう。

※参考資料:「ウルトラセブン研究読本」(洋泉社MOOK)、「ウルトラセブンの帰還」(双葉社)、「大人のウルトラマンシリーズ大図鑑」(マガジンハウス)

(玉城夏)

【画像】え、「隊員服を脱いだ私」? コチラが『ウルトラセブン』アンヌ隊員の衝撃姿です

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玉城夏

特撮LOVEのライター。ウルトラマン、スペクトルマン、メカゴジラが好きです。

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