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【シャーマンキング30周年への情熱(12)】「東京凱旋」原画展、池袋の街にも広がる熱気

2020年9月4日より、池袋サンシャインシティで「シャーマンキング展 東京凱旋」が始まっています。2019年の東京スカイツリーから始まり、紆余曲折を経て聖地・青森を回って帰ってきた原画展は、これまで以上の大ボリュームでした。初日の様子をタシロハヤトさんが解説します。

会場までの道中、ファンは立ち寄り必須のスポットも

池袋駅・JR北改札の目の前に広がる「シャーマンキング展」の特大ポスター。パノラマ撮影しないと入らないビッグサイズ!(筆者提供)
池袋駅・JR北改札の目の前に広がる「シャーマンキング展」の特大ポスター。パノラマ撮影しないと入らないビッグサイズ!(筆者提供)

 2019年に東京スカイツリー会場から始まった「シャーマンキング展」は、2020年8月に作者の出身地・青森での開催を経て、再び東京へ。9月4日から池袋サンシャインシティのワールドインポートマートビルで「シャーマンキング展 東京凱旋」が開催されていますが、このことを記念し、会場に続く街の各所にさまざまな仕掛けが施されています。

 まずは池袋駅。ここには圧巻の超特大ポスター(JR北改札前)、デジタルサイネージ(JR中央改札前)があります。デジタルサイネージでは数分でループする複数の広告のひとつとして流れるので、流れるまで5分ぐらいかかることがあります。焦らずに待ちましょう。

 それを見たら、次はサンシャイン通りです。ここでは葉からハオまでのキャラクターフラッグが街灯に設置されています。撮影の際は風と逆光にお気を付け下さい!

 そしていざサンシャインシティへ……の前に、アニメイトさんに寄り道すると、そこにキッチンカーがいます。筆者が到着した時はかなりの行列でした。並んでいた方の多くは「マンキン展」帰りで、物販の袋を持っていました。平日だから混むのは夕方、ならば日中は余裕! という予想は見事にハズレ。考えが甘かったようです……。ただ、先週末は整理券制でしかも早々に配布終了だったようですから、まだ恵まれていましたね。

 ちなみに筆者は「蓮の桃まん牛乳」と「ファウストの蘇生ドリンク」を注文しました。どちらも猛暑には恵みの一杯ですが、蘇生ドリンクは注射器に入った怪しげな緑の液体を追加注入することで爽やかさが倍増するのでオススメです! あ、注射器は持ち帰り自由です。筆者は注射器を洗って台所に置いておいたら、家族にギョッとされました(笑)

 そうそう、注文品数の分だけランダムでコースターが貰えます。筆者はリゼルグとジャンヌ様でした。「ハオだったら交換して欲しい」と側にいた女性に声をかけられ、ファン同士の交流というものを体験できちょっと嬉しくなったのですが、ご期待に応えられず残念でした……。

【画像】会場内外で盛り上がる「シャーマンキング展 東京凱旋」の様子(8枚)

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タシロハヤト

美少女ゲームブランド「âge(アージュ)」の創立メンバーで、長らくシナリオ、演出、監督等を務める。代表作は「君が望む永遠」シリーズ、「マブラヴ」シリーズ。現在はフリーで活動中。『シャーマンキング』の作者、武井宏之氏と旧知の関係である縁から、同作の20周年企画に参加している。
https://twitter.com/tamwoo_k