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なぜ一流ミュージシャンはアニメに寄り添うのか? 時代の変化がもたらす「共存関係」

日本の音楽にとって、アニメは「世界へ通じる扉」

『推しの子』の1期オープニング「アイドル」などが良い例ですが、ネットで話題になったときの爆発的なエネルギーはすさまじいものがあります。アーティストの知名度や作品の視聴数、作品人気にも非常に大きなプラスとなるのです。

 また、アニメファンのなかにはオープニングやエンディングを含めて作品を解釈する人がいます。「オープニングの歌詞はこういう意味があるのか!」「この部分をこう解釈したのか!」と深い考察を行うファンは国内外に大勢いて、掲示板などで熱く語る光景が見られます。こうしたひとりひとりの興味や関心が集まれば集まるほど、作品もつ力と輝きはより強くなっていくのです。

 特に、現代ではショート動画が持つ広告宣伝効果を見逃すことはできません。ショート動画をバズらせるために、楽曲の力とアニメを融合させるのは極めて有効な手段です。優れたミュージシャンが提供する楽曲は、アニメ作品にとって看板ともいえる要素であり、音楽側にとっては「世界に曲を届ける扉」となっているのがアニメなのです。

 こうして見ると、現代のアニメと音楽はお互いを必要とする共存関係にあるといえるでしょう。この共存関係が上手く動き続ける限り、さらに優れたアニメや楽曲がこれからも登場し、私たちの心を震わせ続けてくれるでしょう。

(早川清一朗)

【画像】「え」「曲だけ知ってる」 これがアニメ本編より有名になってしまった大ヒットアニソンです(4枚)

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早川清一朗

アニメライター。40年来のアニメ好き&漫画乱読者で、なんとなく始めたライター生活も気付いたら20年以上が経過。別名義でシナリオライターとしても活動中。趣味は釣りと酒に銭湯巡り。大好物は自分で釣ったハゼの天ぷら。

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