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「ジャンプ」弟子に未来を託した、愛すべきキャラ4人 退場シーンに涙…

弟子に未来を託し、さまざまな形で退場する愛すべきキャラクターたち。退場シーンは感動的で強く印象に残っています。この記事では、「週刊少年ジャンプ」掲載作品から4人ピックアップし、最後のセリフとともに紹介します。

名前と帽子、海に出るアドバイスを与えた心優しきヤブ医者とは?

 愛情を一身に注ぐ弟子に未来を託し、さまざまな形で退場するキャラクターたち。その最期のシーンは涙腺崩壊必至で強く印象に残ります。

 この記事では、弟子に未来を託して退場したキャラクターを「週刊少年ジャンプ」掲載作品から4人選んで、印象的な“最期のセリフ”とあわせて紹介します。

※『ONE PIECE』『鬼滅の刃』『僕のヒーローアカデミア』『NARUTO』に登場するキャラの生死に触れています。ご了承の上、お読み下さい。

●『ONE PIECE』Dr.ヒルルク

『ONE PIECE』第16巻(集英社) 著:尾田栄一郎
『ONE PIECE』第16巻(集英社) 著:尾田栄一郎

 大ヒットマンガ『ONE PIECE』から紹介したいのが、麦わら海賊団のチョッパーの恩師のDr.ヒルルクです。チョッパーは彼がキッカケで医者を志し、海へ出るのです。

 Dr.ヒルルクは、不治の病を患う元大泥棒で、あらゆる病気の治療を目指す医者でした。海賊が掲げるドクロに対して「不可能を可能にするシンボル」という信念を見出しており、自宅に「ドクロ」と「サクラ」の海賊旗を掲げています。サクラをあしらっているのは、泥棒時代のある島で美しいサクラを見た感動が、自身が患う病の症状を軽減させた体験に由来します。

 ある日、ヒトヒトの実を食べたせいでトナカイから仲間外れにされ、人間からも迫害されて吹雪のなか倒れていたチョッパーをヒルルクは見つけ、自宅に連れ帰って治療します。これがきっかけでチョッパーはヒルルクを敬愛するように。ヒルルクから名前と帽子をもらうなど、天涯孤独だったチョッパーはヒルルクと生まれて初めて楽しい日々を過ごしていくのです。

 しかし、そんな楽しい日々も束の間。ヒルルクの病は刻一刻と進行していました。病を治そうとしたチョッパーは図鑑を開き、猛毒を意味するドクロマークがついたキノコを「不可能を可能にするシンボル」だと誤認。体をボロボロにしてまで図鑑に掲載されていた猛毒キノコのアミウダケを採取。ヒルルクは猛毒だと分かっていましたが、チョッパーの優しさから、アミウダケのスープを飲み、寿命をさらに縮めてしまうのです。

 そんななか、国内の医師を城に囲い込み、支配力を強めようとする国王ワポルは、勝手に患者を治療して回るヒルルクの命を狙います。「城内の医師が病気で全滅」といううわさを流し、ヒルルクをおびき出すのです。

 自分の死期を悟ったヒルルクは、医者になりたいと考えるようになったチョッパーをDr.くれはに教育を託し、ワポルのいる城へ。まんまと罠にはまったヒルルクは、ワポルの前で自ら命を絶つのです……。自決するときに放った「もうすぐここにバケモノがやって来る。おれの息子だ、手を出すな。(安心しろチョッパー。お前のキノコじゃおれは死なねェ)まったく! いい人生だった!」という最期の言葉は涙腺崩壊確実の名言です。

 この出来事がきっかけでチョッパーはDr.くれはのもとで、本格的に医師の勉強をするように。自らの経験から「海へ出ろよ!」とアドバイスしたヒルルクの思いを受けてチョッパーは麦わら海賊団に入ることになったのです。チョッパーが今後、どんな素晴らしい医師になっていくのか、目が離せません。

【画像】『NARUTO』九尾チャクラモードTシャツ(7枚)

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