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【シャーマンキング30周年への情熱(72)】『THE SUPER STAR』テンプラ騎士団の狙いと運命を「元ネタ」から予想する

詳細が分かり始めたテンプラ騎士団! モチーフは

『SHAMAN KING THE SUPER STAR』の敵勢力ヤービスにつながるエピソード「ヤハべえ」を収録した、『シャーマンキング0 -ZERO-』1巻(講談社)
『SHAMAN KING THE SUPER STAR』の敵勢力ヤービスにつながるエピソード「ヤハべえ」を収録した、『シャーマンキング0 -ZERO-』1巻(講談社)

 テンプル騎士団は、第一次十字軍が奪還したキリスト教の聖地エルサレムを守護するために組織され、後に中世最強の騎士団と呼ばれるほどになりました。彼らは強力な武力を持っていただけでなく、経済面でも影響力を持っていました。十字軍が遠征する際の資金管理などをきっかけに、銀行業務のようなことをするようになったのです。

 現代で言う預金通帳を発明したともいわれます。これがあると現金を持ち歩かなくても、目的地でお金を受け取ることが可能になるので便利ですよね? そうやって力をつけていき、広大な農地や軍隊などを所有、さらには国家(フランス)に経済援助を行い、国庫を管理するほどになりましたが、最後は財政難にあえいでいたフランス国王の画策で異端の汚名を着せられて処刑、資産は没収されて壊滅しました。ただ都市伝説によれば、この時スコットランドに逃れた一部の生き残りがフリーメイソンを作ったといわれています。

 このことを『SUPER STAR』作中の設定に合わせてみると、まずヤービスがフリーメイソンのロゴを模したデザインですね。そして彼は資本主義の神です。出典となっている読み切りマンガ「ヤハべぇ」(『シャーマンキング0 -ZERO-』1巻収録、講談社)では、全てを金で解決する存在として描かれています。つまり「お金」という要素が根底にあるといえそうなのです。

 ただそうなると気になるのは彼らの最後です。テンプラ騎士団は自分たちに財力があるわけではないので(多分)、その没収を目的に処刑されることはないでしょうが、ヤービス勢力は割と簡単に実力行使に出る上、身内にも厳しいので、ひとつの失敗が命運を分ける可能性は否定できません。今回の花との戦いがそうなるのか、まだその先なのかは今後の展開に注目したいところです。

 最後になりますが、8月17日にはシャーマンキング関連のコミックスが4種まとめて発売になります。これらの帯に付いている応募券2枚を集めて送ると、原作者・武井宏之先生描き下ろしイラスト入りTシャツが抽選でプレゼントされるとのこと!(電子書籍番は除く)
 この機会に、お手にとってみてはいかがでしょうか!?

 それでは今回はこの辺で! 次回もよろしくお願いします!

(タシロハヤト)

【画像】一挙4冊発売!『シャーマンキング』関連書籍 描きおろしTシャツプレゼントも(6枚)

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タシロハヤト

美少女ゲームブランド「âge(アージュ)」の創立メンバーで、長らくシナリオ、演出、監督等を務める。代表作は「君が望む永遠」シリーズ、「マブラヴ」シリーズ。現在はフリーで活動中。『シャーマンキング』の作者、武井宏之氏と旧知の関係である縁から、同作の20周年企画に参加している。
https://twitter.com/tamwoo_k

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