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『ドラクエIV』発売から「役目」を終えるまでの軌跡【ファミコン40周年】

ファミコン、最後のタイトルは?

『ファイナルファンタジーIII』(スクウェア/現:スクウェア・エニックス)
『ファイナルファンタジーIII』(スクウェア/現:スクウェア・エニックス)

 さらに4月には『ファイナルファンタジーIII』も発売されました。7月には『キャプテン翼II スーパーストライカー』『ドクターマリオ』、9月には『ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?』も発売されていますが、11月にはついに「スーパーファミコン」が登場し、本格的な世代交代が始まってしまったのです。かつては膨大な人気タイトルが発売されていた年末年始も、目立ったタイトルは『ファミスタ91』『じゅうべえくえすと』などごく限られたものになりました。

 ついにファミコンの時代は終わるのかと思いきや、そんなことはありませんでした。1991年5月には、「竜退治はもう飽きた!」のTVCMを引っさげ『メタルマックス』が登場します。8月にはファミコンの限界を超えた表現描写が話題となった『メタルスレイダーグローリー』、12月には『第二次スーパーロボット大戦』が発売されるなど、ファミコンの集大成と言えるようなタイトルが登場し続けました。

 1992年にも3月には『ファイアーエムブレム外伝』、8月に『ダービースタリオン 全国版』が発売されましたが、さすがにこの時期にはスーパーファミコンの普及もだいぶ進んでおり、ファミコンは役目を終えようとしていました。

 そして1994年の6月、ハドソンの『高橋名人の冒険島IV』を持って、公式なファミコンソフトの新作発売は終了しました。1984年にファミコン初のサードパーティタイトルとして『ナッツ&ミルク』と『ロードランナー』を送り出したメーカーであるハドソンが、ファミコン最後のタイトルを担当したのは、印象的な出来事と言えるでしょう。

 当時、多くの人を楽しませてくれたファミコンですが、いまも「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」やNintendo Switchの「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」でゲームを遊ぶことができます。YouTube検索すれば当時のゲームを解説する動画も多数投稿されており、今なおファミコンは、多くの人を楽しませてくれる現役のコンテンツであり続けているようです。

(早川清一朗)

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