マグミクス | manga * anime * game

【アベンジャーズ社内政治】振り回されても優秀、アメコミ界の「中間管理職」

スキルは申し分なし!社内調整役「ブラックウィドウ」

「S.H.フィギュアーツ ブラック・ウィドウ(エンドゲーム) 」(BANDAI SPIRITS)
「S.H.フィギュアーツ ブラック・ウィドウ(エンドゲーム) 」(BANDAI SPIRITS)

 ブラックウィドウは、高度な戦闘力と妖艶な美貌を持つ凄腕のスパイ。元KGBの凄腕スパイにして超一流の暗殺者で、身体能力や諜報・戦闘活動に必要な技能をすべて身につけています。

『アベンジャーズ』(2012年)『キャプテン・アメリカ』(2011年)シリーズでは、同じく超人的身体能力を持つキャプテン・アメリカとペアを組むことが多いキャラクターです。

 しかし、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)で、ヒーローを国連の管理下に置く「ソコヴィア協定」をめぐってキャプテンとトニーが対立するなか、トニー側に付いています。

 その一方でキャプテンを1人にしない配慮など、チームのバランスなどを内部から調整している姿を見せています。

 元々彼女はヒーロー出身ではなくヴィランで登場した背景もあり、それゆえに他者の気持ちを理解できる人物として描かれています。あの狂暴なハルクでさえコミュニケーションで説き伏せるなど、チームの調整役としてなくてはならない存在でしょう。

 アベンジャーズのバランスを保っている中間管理職的な立場にいる2名ですが、自身の会社にここまでの人がいたら、何事も円滑に進むかもしれません。『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観る際には、この2人の立ち回りに注目してみても面白いと思います。振り回されながらも信念を貫き、他人のために動く彼らから、さまざまなことを学べるはずです。

(大野なおと)

【画像】本家に負けない? ウォーマシーンの七変化(6枚)

画像ギャラリー

1 2