マグミクス | manga * anime * game

色んな要素でドキドキ!怪獣バトル×活劇の異色作『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』

ゴジラの人間化がますます進んでしまった理由とは?

ゴジラが真似した「ハワイの若大将 <東宝DVD名作セレクション>」(東宝)
ゴジラが真似した「ハワイの若大将 <東宝DVD名作セレクション>」(東宝)

 一方、怪獣側の主役・ゴジラは後半になってやっと眠りから目覚め、エビラと対決します。前作『怪獣大戦争』で『おそ松くん』のイヤミのギャグ「シェー」を真似して好評だったことから、今回は東宝の人気映画『若大将』シリーズで人気絶頂だった加山雄三さんの鼻をこするポーズを真似しました。

 坂井由人さん・秋田英夫さん著の『ゴジラ来襲!! 東宝怪獣・SF特撮映画再入門』によると、実は本作はもともとキングコングが主演で企画されていましたが、諸事情で中断されてゴジラに差し替えられたようです。ゴジラがより人間的な行動をするのは、キングコングの代役であったためでした。

 大人も子供も楽しめる『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』でしたが、次作1967年『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』でミニラが登場して以降は完全に子供向け路線にシフトしていきます。その直前の本作は昭和ゴジラ映画のなかでも、特に異質な魅力を放っていました。

(LUIS FIELD)

【画像】怖い? 美味しそう? 海からザバーッと出てきているエビラのアップを見る(4枚)

画像ギャラリー

1 2

LUIS FIELD関連記事

もっと見る

編集部おすすめ記事

特撮最新記事

特撮の記事をもっと見る