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ドラクエキッズはどう『ファイナルファンタジー』にハマっていったのか その魅力とは

「属性」の重要性を教えてくれたのはアイツだ!

「【FFピクセルリマスター】『ファイナルファンタジーV』プロモーショントレーラー」より
「【FFピクセルリマスター】『ファイナルファンタジーV』プロモーショントレーラー」より

 防具や装備品における「属性耐性」の必要性を強く意識したのは、『FF5』の「リバイアサン」戦でした。殺意高めの「タイダルウエイブ」という、プレイヤーパーティ全体を対象とした水属性の攻撃が大ダメージすぎて、発動、即全滅してしまうのです。

 そこで「珊瑚の指輪」の登場です。身に着ければ「水属性吸収」、すなわち通常なら被ダメージとなるところを逆に回復するという、「タイダルウエイブ」使いのモンスターが涙目になるような効果が発動するのです。リバイアサンに対してはまさに万全の対策で、無論、勝つことができました。

 これは後に戦う、事実上の最強武器「ラグナロク」を手に入れるための「しんりゅう」戦でも同じことがいえます。しんりゅうは問答無用で開幕タイダルウエイブを放ってくるので、知らずに挑むと即全滅です。しかし、この「珊瑚の指輪」を身につけることで、勝利の目も見えてくるのでした。

 このように『FF』は、子供にはちょっと難しい部分もありましたが、知恵を巡らせ準備をすれば、強敵をも倒せる達成感を味わわせてくれたものです。

●凝った「成長システム」

「コンピュータRPG」の多くは、「経験値」を積んでレベルアップすると能力が増加したり、呪文やスキルなどを覚えたりという成長システムを踏襲している、といえるでしょう。

「FF」シリーズ初期作も同様でしたが、『FF2』だけはちょっと変わった成長方法で、そもそも「レベル」という概念がありませんでした。

 ではどういうものかというと、たとえば戦闘で「たたかう」を選べば「力」のステータスが上昇し、それを繰り返せば「戦士タイプ」に、魔法を使えば「知性」や「精神」が上昇し「魔法使いタイプ」に成長していくというものです。なかでも厄介なのが「回避率」など、敵から攻撃を受けることで成長するステータスで、なかなか被弾しないことにいら立ちを覚えたものです。味方キャラへの攻撃も可能だったので、戦闘が始まるやいなや敵をほったらかしにして味方どうしで殴り合う、などという光景も繰り広げられました。

 武器などの装備品や魔法にも「熟練度」という、使用することで強化されていくシステムが設定されており、これらが組み合わさって、ほかにない独特のプレイングを実現しています。

 私はこの成長システムがよく分からず、四苦八苦したものです。友人に聞いても「戦闘をしていれば強くなる」という、アドバイスにならない助言しかもらえず、苦労しながらなんとかクリアした思い出があります。

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