救い無さすぎじゃね? 世紀末に観る者の心をエグりまくった90年代トラウマアニメ3選
90年代に発表されたアニメ作品には、成功したか否かはさておき、実にチャレンジ精神にあふれるものが見られました。そうしたなか、観る者の心を鮮やかにエグっていったトラウマアニメを3つ、見ていきましょう。
正面から戦争を見据えるとこうなる

1995年に『新世紀エヴァンゲリオン』が大ヒットを飛ばして以降、多くのクリエイターが個性を発揮し多くのチャレンジングなアニメが制作されました。それらの中でも特にキツイ描写で視聴者にトラウマを植え付けた3作品を見ていきましょう。
●『serial experiments lain』
1998年に放送された『serial experiments lain』は、高度なネットワーク社会で「リアルワールド」と「ワイヤード(ネット)」の境界が徐々に曖昧になっていくストーリーが描かれました。
主人公の「岩倉玲音(いわくられいん)」は14歳の内向的な女の子です。彼女の普通の生活は、自殺した同級生からメールが届いた日から徐々に何かが変化し始めます。次々と発生する奇怪な事件、正反対の性格をしたもうひとりの自分の目撃情報、リアルワールドとワイヤードの境界をさまようなか、玲音は徐々に自分を理解できなくなっていきます。やがて明かされるさまざまな謎と共に、玲音は破滅へと向かっていくのでした。
まだインターネット黎明期の作品であるにも関わらず、現代のネットが抱えるデマや誹謗中傷といった問題を取り扱っており、人間という存在がネットワークに繋がった際のシミュレーションとしても高い先見性を備えた作品です。デジタルとアナログを融合した不思議な質感を持つアニメである点も見逃せないポイントです。









