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『仮面ライダーストロンガー』 初の変身ヒロイン、「中の人」にショック!?

最初で最後、栄光の7人ライダー

『仮面ライダーストロンガー』DVD Vol.4(東映ビデオ)
『仮面ライダーストロンガー』DVD Vol.4(東映ビデオ)

『仮面ライダー』の生みの親である東映の平山亨プロデューサーは、視聴率の回復を狙うため、『ストロンガー』の企画の際にさまざまなテコ入れを考えていました。当初は5人の仮面ライダーを登場させる案を提示しましたが、これは毎日放送により却下されてしまいます。 ちなみにこのときの「5人の仮面ライダー」の案は別の企画に転用され、『秘密戦隊ゴレンジャー』の原型となりました。また、「私たちも仮面ライダーごっこがしたい」という女の子たちの要望を取り入れ、電波人間タックルが誕生することとなりました。

 さまざまなアイデアを盛り込みスタートした『仮面ライダーストロンガー』は、百目タイタンやブラックシャドウなど、印象的な敵幹部が次々と登場し、盛り上がりを見せます。また初期の敵であるブラックサタン壊滅後に登場したデルザー軍団は、超電子ダイナモを埋め込まれる前のストロンガーの力が通用しないほどの強さを誇りました。村枝賢一氏の漫画『仮面ライダーSPIRITS』でもデルザー軍団の強さは別格扱いとなっており、その破壊的な戦闘力はライダーたちを苦しめています。

 しかしこれらの要素も視聴率アップにはつながらず、当初52話が予定されていたにも関わらず39話に短縮され、『仮面ライダー』シリーズも一旦終了することとなってしまいます。

『ストロンガー』の最終回には一号、二号、V3、ライダーマン、X、アマゾンと過去のライダーすべてが、オリジナルキャストで集結します。多忙を極める人気俳優をそろえるのは大変な苦労があったそうで、全員が集まって撮影できたのはわずか1日だけだったそうです。

 38話の次回予告では「仮面ライダー 最終回」とアナウンスされ、『ストロンガー』の終わりがひとつの区切りであることが強調されていました。

 それでも4年後の1980年には『仮面ライダー(新)』として蘇ったライダーは、現在でも放送され続けています。

 誰かが必要としたとき、ライダーは必ず蘇るのです。

(ライター 早川清一朗)

【画像】『ストロンガー』に登場した昭和ライダーたち(8枚)

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