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昭和に負けない平成ウルトラシリーズの愛され怪獣5選!ガンQ、ゴルザなど

「ウルトラマン」シリーズでゴモラやキングジョーなど過去作の人気怪獣たちが新シリーズで再登場するのは近年の定番パターンですが、復活するのはほとんど昭和シリーズの怪獣たちばかり……。平成『ウルトラマン』シリーズの怪獣たちは、その後登場する機会があったのでしょうか? 人気が高い平成シリーズ5体の怪獣のその後を見てみましょう。

初登場から14年後…まさかの掘り下げ回が用意される怪獣も!

昭和「ウルトラマン」シリーズの人気怪獣ゴモラ 画像は「ウルトラ怪獣シリーズ02 ゴモラ」(バンダイ)
昭和「ウルトラマン」シリーズの人気怪獣ゴモラ 画像は「ウルトラ怪獣シリーズ02 ゴモラ」(バンダイ)

 近年のウルトラシリーズにおいて、昭和時代の怪獣が再登場することが増えています。ゴモラ、レッドキング、エレキング、キングジョー……昭和シリーズにはさまざまな人気怪獣が登場し、後世にまで影響を与えてきました。一方で平成シリーズにも、その後何度も登場するほど人気の怪獣が存在しています。この記事では特に人気の高い平成怪獣5体を紹介します。

●ガンQ『ウルトラマンガイア』

『ウルトラマンガイア』に登場した巨大な目玉の怪獣ガンQ。画像は「ウルトラ怪獣シリーズ05 ガンQ」(バンダイ)
『ウルトラマンガイア』に登場した巨大な目玉の怪獣ガンQ。画像は「ウルトラ怪獣シリーズ05 ガンQ」(バンダイ)

 1998年放送の『ウルトラマンガイア』の第6話「あざ笑う眼」で初登場した怪獣で、巨大な目玉に胴体と手足が生えた強烈なインパクトを放っています。第31話「呪いの眼」で再登場した際には目玉が潰れかかったような、さらにグロテスクなデザインになっていました。

 当初はトラウマ怪獣の象徴的な存在でしたが、2014年放送の新ウルトラマン列伝『ウルトラマンギンガS・ガンQの涙』では16年の時を経て感動エピソードの主役として再登場。イベントショーなどで登場する機会も多く、平成怪獣のなかでは際立った存在で、最近では「意外とカワイイ」と人気を集めています。

●ゴルザ『ウルトラマンティガ』

『ウルトラマンティガ』に登場した人気怪獣ゴルザ 画像は「ウルトラ怪獣シリーズ25 ゴルザ」(バンダイ)
『ウルトラマンティガ』に登場した人気怪獣ゴルザ 画像は「ウルトラ怪獣シリーズ25 ゴルザ」(バンダイ)

 ゴルザは1996年放送『ウルトラマンティガ』の第1話で初登場の超古代怪獣。平成シリーズ第1作目の第1話に登場した怪獣とあって、人気、知名度ともにトップクラスです。怪獣らしいシンプルなデザインは、昭和シリーズのゴモラを彷彿とさせます。

 同じ『ウルトラマンティガ』の第18話でも再登場し、続編の『ウルトラマンダイナ』でも再び登場しています。その後の作品では(名前だけの登場も含めて)、『ウルトラマンオーブ』『ウルトラマンX』「大怪獣バトル」シリーズなどかなりの登場回数を誇っています。ちなみにゴルザはアイドルグループ・AKB48の27thシングル「ギンガムチェック」のPVにも出演し、「本業」以外での活躍も見せました。

●シルバゴン『ウルトラマンティガ』

『ウルトラマンティガ』に登場したカワイイ怪獣シルバゴン。画像は「ウルトラ怪獣シリーズ35 シルバゴン」(バンダイ)
『ウルトラマンティガ』に登場したカワイイ怪獣シルバゴン。画像は「ウルトラ怪獣シリーズ35 シルバゴン」(バンダイ)

 初登場は人気作『ウルトラマンティガ』の第26話「虹の怪獣魔境」。銀色の体と山羊のような2本の巨大な巻き角が特徴的な怪獣です。初登場時はバリヤー怪獣ガギIIと縄張り争いを繰り広げ、圧倒的なパワーを披露しました。

 別名「剛力怪獣」の異名を持ち、“平成のレッドキング”とも称される存在です。一方でシルバゴンは視力が弱く、動いているものしか識別できないという、なんともカワイイ弱点も持ち合わせています。そのためウルトラマンティガと「ダルマさんがころんだ」を繰り広げる萌えシーンもありました。

 その他の作品でも『ウルトラマンダイナ』でクローンシルバゴン、劇場版『大決戦!超ウルトラ8兄弟』などでキングシルバゴンとして再登場しています。

●ケルビム『ウルトラマンメビウス』

『ウルトラマンメビウス』での初登場から14年後の再登場で新たな設定も加わったケルビム。画像は「ウルトラ怪獣シリーズ139 ケルビム」(バンダイ)
『ウルトラマンメビウス』での初登場から14年後の再登場で新たな設定も加わったケルビム。画像は「ウルトラ怪獣シリーズ139 ケルビム」(バンダイ)

 2006年放送『ウルトラマンメビウス』の第4話で初登場した宇宙凶険怪獣。頭部には巨大な角、尾の先端には星球状のコブを持つ凶暴な見た目で、口からは火球を吐くという強敵です。その後第20話で再登場しています。

 初登場から10年後の2016年放送『ウルトラマンオーブ』の第9話でも主人公の宿敵ジャグラーが召喚する怪獣として再登場。さらに2020年放送の『ウルトラマンZ』にはマザーケルビムという個体が登場します。卵から孵化するシーンも披露され、初登場から14年後に設定を掘り下げる回が用意されました。ガンQやゴルザほどの知名度はないものの、意外と登場回数が多い怪獣です。

●リドリアス『ウルトラマンコスモス』

『ウルトラマンコスモス』の相棒ポジションの怪獣リドリアス。画像は「ウルトラ怪獣シリーズEX リドリアス」(バンダイ)
『ウルトラマンコスモス』の相棒ポジションの怪獣リドリアス。画像は「ウルトラ怪獣シリーズEX リドリアス」(バンダイ)

 2001年放送『ウルトラマンコスモス』の第1話から作品全体を通して登場する怪獣がリドリアスです。怪獣との共存を描く『ウルトラマンコスモス』において、リドリアスは主人公・春野ムサシの親友的なポジションで登場し、ムサシ=コスモスのピンチに駆けつける活躍も見せました。

 本編以外での目立った活躍こそないものの、ウルトラマンオープのスピンオフ作品『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』では仲間の電撃怪獣ボルギルスと一緒に久しぶりに元気な姿を披露。『ウルトラマンジード』の最終回でも、ウルトラ戦士の一員として一瞬だけ映るコスモスの背後で2体のリドリアスが飛び回っている演出がされており、何年経っても大切にされている怪獣であることがうかがえます。

 ウルトラ怪獣といえば歴史も知名度も圧倒的な昭和シリーズを連想しがちですが、平成シリーズにもケルビムなど意外な伏兵が存在していました。今後、令和作品からどんな怪獣が登場するか注目したいところです。

(椎名治仁)

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