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『こち亀』両さんと大原部長の「感動的な絆」4選 上司と部下の関係を超えた名コンビ

大原部長の夢は両さんの仲人をすること!「バカな子ほどかわいい」

●アニメ第61話「さらば大原部長!?」

 大原部長と両さんが別々の場所で働くことなるエピソードです。

 というのも、3丁目派出所の班長が急病で入院し、大原部長が班長代理として勤務することに。公園前派出所には代わりに手持鹿(でもしか)部長がやってきます。両さんはガミガミ怒る部長がいなくなることを喜び、大原部長は破天荒な両さんがいない派出所に勤務することで管理能力が評価されるであろうことに喜びます。

 喜びもつかの間、3丁目派出所にはイマドキの若者しかおらず、大原部長が挨拶している途中でもケータイをいじるなど苦労させられます。さらに、おごりで飲みに誘っても誰も来ません。部長は「両津なんかおごってやると言えば、しっぽを振ってついて来るのに……」とショックを受けるのです。一方、公園前派出所では両さんがいい加減な仕事をする手持鹿部長に四苦八苦。几帳面な大原部長の大切さや寛大さが身に染みていたのでした。

 それぞれ苦労するふたりは夜、行きつけの同じ居酒屋で“別々”でお酒を飲むことに。ふたりとも強がって日々の充実自慢を繰り広げますが、最終的にはベロベロになりながら夜の歓楽街を肩を組んで闊歩しているシーンで終えるところが、仲の良さを象徴しています。

 その後、強盗事件の犯人を大原部長と両さんがコンビネーションを発揮して逮捕。改めてこのふたりは名コンビだと感じさせられるエピソードでした。

●アニメ第293話「両さん熱愛宣言!?」

 大原部長が独り身の両さんを心配して、見合い相手を紹介するエピソードです。物語冒頭に、部長が両さんの仲人をするのが長年の夢であることが分かるシーンがあり、さっそく心が温まります。

 部長が持ってきた美人な見合い写真を見た両さんは、お見合いを引き受けることに。その女性とは吉永真琴(よしなが・まこと)さん。料理や茶道も心得ている才色兼備ですが、なんと両さんのことが好きになり、交際を申し出てきたのです。もちろん両さんは大喜び。

 実は真琴さんには子供の頃からファッションデザイナーになる夢があり、そのためパリに留学したいと両親に話しましたが「そんな子供じみた夢を追ってないで結婚しろ」と猛反対され、両さんと見合いをすることになった背景がありました。初めはやけになっただけでしたが、交際するうちにだんだんと本気になったと両さんに告げます。しかし話を聞いた両さんは、真琴さんのことを思い「わしは両親に反対されたくらいで自分の夢を諦めるようなやつは大っ嫌いだ」と一方的に関係を終わらせてしまうのです。

 その日の夜、両さんは後輩の本田(ほんだ)と屋台でベロベロになるまでお酒を飲んでいました。本田が酔いつぶれてしまうと「私が付き合うよ」と大原部長が後ろから店に入ってくるのです。「部長が付き合ってくれるとはうれしいなぁ」とお酒を注ぎ、部長も「バカな子ほどかわいいって言うからな」とふたりでお酒を飲み始めました。

 部長は真琴さんの関係者からその後の話を聞いたうえで「お前は大バカすぎる。真琴さん、感謝していたそうだ」「お前にピシャリと言われた後、ご両親を説得してパリ留学を許してもらったそうだよ」と伝えます。すると両さんはうれしそうな表情を見せて「あ?あ! 良い女だったなぁ!」と夜空にひと言放ち、物語は幕を閉じました。とてもカッコ良い両さん、そして両さんの仲人をするのが夢でしたが、その心意気に満足そうな部長。冒頭から終わりまで感動的なシーンが続く名エピソードでした。

【画像】大原部長もむせび泣いた記念の巻

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