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『こち亀』両さんと大原部長の「感動的な絆」4選 上司と部下の関係を超えた名コンビ

ふたりで夜の街に消えていくシーンが感動的! 「神回」と名高いエピソードとは?

●アニメ第35話「部長の目にも涙」

 最後は、ファン人気が高く「神回」と評判のエピソード。涙なしでは見られない方も少なくないのではないでしょうか。

 この物語は、大原部長の自宅に娘・ひろみの婚約者である角田ひでおから電話が来て「君にお父さんと呼ばれる覚えはない!」と電話を切るシーンから始まります。後日、ひろみとひでおは、派出所を訪れて大原部長に結婚の話をしようとしますが、部長は話を聞こうともせずふたりを避け続けます。

 そこで両さんは部長とひでおを懸命に引き合わせようとしますが、それでも話を聞いてもらえません。ひでおが北海道に転勤するため、その前に強引に結婚式を開き、部長の覚悟を決めさせようとするのです。両さんは人脈を活かして新規オープンするホテルの式場を確保するなど、テキパキ準備を進めていきました。

 一方の部長は「勝手にしろ!」と結婚式について我関せず。すると式前日、大雨のなかを途方に暮れながら歩いていた部長が、風邪を引いて倒れてしまうのです。「結婚するまでは大原の娘でいたい」というひろみが側で必死に看病したことで部長は元気に。部長は子供時代のひろみとの思い出がフラッシュバックして感傷に浸りますが、ようやく決心。すでに結婚式が行われている式場に急ぎます。

 途中から飛び入り参加すると「部下たちが無理やり式を挙げてくれていなかったら、わしは一生悔いていかなければならなかったでしょう」「ひでおくん、私の娘をよろしく頼む」とついに本人を前に結婚を認めました。

 式が終わると部長は両さんとふたりで歩き「いや~良い式だった! 両津!もう一軒いくぞ!」と満面の笑み。両さんも「わかりましたよ行きましょ。10軒でも20軒でも!」と了解し、部長はウェディングソングをうれしそうに歌いながらふたりは夜の街へ消えていくのでした。

 普段は怒ってばっかりの両さんとハシゴ酒をするシーンは、とにかく素晴らしく感動します。無理やり連れ回しているように見えないのが両さんとの名コンビぶりを感じさせます。このふたりこそ、まさに理想の上司と部下の関係ではないでしょうか。

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 以上、両さんと部長の強い「絆」が垣間見えるエピソードをTVアニメ版から4作ピックアップしました。他にも「夜空に咲いた贈り物」などまだまだ紹介したい名作は存在します。

 皆さんの心に残っている両さんと大原部長のエピソードは何ですか?

(中島憲太郎)

【画像】大原部長もむせび泣いた記念の巻

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