マグミクス | manga * anime * game

コロナ禍のなかでの「ワンダーフェスティバル2022[冬]」 勢い感じさせた「ジャンプ作品」

2022年2月6日、幕張メッセで世界最大級の造形・フィギュアの祭典、ワンダーフェスティバル2022[冬]が開催されました。およそ2年ぶりのオフライン開催となった当イベントでは、『呪術廻戦』などのジャンプ作品やアプリ『ウマ娘プリティーダービー』など、さまざまな作品のフィギュアが出展され、多くの注目を集めました。

生き生きと輝くキャラクターの姿を表現

セガのブースで展示された、『鬼滅の刃』女装バージョンの鬼舞辻無惨(以下すべて筆者撮影)
セガのブースで展示された、『鬼滅の刃』女装バージョンの鬼舞辻無惨(以下すべて筆者撮影)

 2022年2月6日、千葉・幕張メッセで世界最大級の造形・フィギュアの祭典、「ワンダーフェスティバル2022[冬]」が開催されました。2020年夏以降、新型コロナウイルスの蔓延により中止、もしくはオンライン開催を余儀なくされた当イベントにとって、およそ2年ぶりのオフライン開催となりました。

 しかし「オミクロン株」の流行の影響で、直前になって参加を取りやめた企業や個人も多く、空白スペースも目につく状況となり、参加人数にも制限がかかっていました。

 主に企業出展が行われた第1ホールから第3ホールでひときわ目を引いたのが、「キャラクターが最も輝く瞬間をかたちにしたい」をモットーとするSHIBUYA SCRAMBLE FIGUREでした。

 展示されているフィギュアはモットーの通り、キャラクターがまさに生きている光景を切り取った形となっており、『Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-』の獅子王は聖槍・ロンゴミニアドを構えマントがたなびいている姿が生き生きと映し出されていました。

 他にも、『転生したらスライムだった件』ミリム・ナーヴァ -貪狼 Ver.-、『ソード・アート・オンライン』アリス -Crystal Dress Ver.-、『プリンセスコネクト!Re:Dive』ペコリーヌ(プリンセス)など、近年人気のアニメ・ゲーム作品のヒロインが多数展示されており、興味深く作品に見入る参加者の姿が途切れることはありませんでした。

 次に紹介するのは、近年きわめて勢いのある「週刊少年ジャンプ」作品を多く取り扱ったセガのブースです。劇場版が興収100億円を突破した『呪術廻戦』からは、五条悟の虚式「むらさき(草かんむりに此)」バージョンや釘崎野薔薇のスーパープレミアムフィギュアなど、多数のモデルが披露されました。五条の虚式「むらさき」は3月、釘崎は4月に全国のゲームセンターで登場する予定なので、ファンは要チェックでしょう。

 ジャンプ作品からは他にも『鬼滅の刃』や『僕のヒーローアカデミア』など多数の作品が展示されており、「ジャンプ」の強さを印象づけられました。

【画像】「ワンフェス」会場で長蛇の列も…『ライザのアトリエ2』など注目のフィギュア・モデル(8枚)

画像ギャラリー

1 2