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ファミコンでテンション爆上げした瞬間4選「子供心に万能感」「狂気の反則技」

ファミコンの反則技でたかぶるテンション! しかし大きな代償も…

「シュウォッチ」は「コロコロアニキ」で復刻版が発売された 「シュウォッチ アニキ限定版」(小学館)
「シュウォッチ」は「コロコロアニキ」で復刻版が発売された 「シュウォッチ アニキ限定版」(小学館)

●反則技で歓喜…ときめきからの落胆

 上記で反則に厳格なような書き方をしましたが、そんなことはなく進んでやっていたこともあります。たとえば、「『ベースボール』の超遅球」というものがありました。『ベースボール』を遊んでいるときに、本体端子に10円玉をガチャガチャ触れさせると、投手が本来ではありえないほどのスローボールを投じ、打者を翻弄させるという荒技です。当時、友達や家族とのプレイにこの超遅球を披露し打ち取ることに、ドーパミンがドバドバ出ていました。

 しかし、この狂気の反則技はファミコン本体にダメージを与えるもので、しばらくすると本体が再起不能になり修理を余儀なくされました。当時、四角ボタンコントローラーユーザーでしたが、修理から返ってくると丸ボタンに替えられて戻ってきました。この出来事は四角ボタン原理主義者だった筆者をひどく落胆させるものでした。

●本来の目的を見失うドーピング技

 反則といえば、ハドソンから発売されたヒットアイテム「シュウォッチ」でも行われました。このアイテムは時計機能や細かいゲームなどが入っていましたが、なんといっても10秒間の「連射測定機能」が主な遊び方でした。子供の能力では10秒で50回押せるかどうかだったように記憶しています。そんななか、人間の能力を競うということに反したドーピングが発見されました。それは「プラスチック製定規」。

 定規をしならせ手を放すことの反動で、ビヨヨーンと高速に上下します。この運動を利用しシュウォッチで連射を測定するという遊びが流行しました。この定規ドーピングを使うと、10秒で200回近くをマーク。この見たこともない数字にテンション爆上げで、兄弟間は「定規による連射記録」で競い合っていました。

 本来の目的を見失うほど、記録は伸び尋常ではない数字を叩き出し悦に浸っていましたが、はたと「これはゲーム自体に使えない」ということに気付き、衰退していきました。

 その他にもファミコンにまつわる「テンション爆上げ」エピソードといえば、転職システムが初めて導入された『ドラゴンクエストIII』でダーマ神殿に到達したとき。『スーパーマリオブラザーズ』で無限増殖にチャレンジ。ノコノコを上手に踏めたときの高揚感(そして欲張りすぎてバグる)などがありました。新しいソフトを買うと家に女の子も遊びに来るというボーナスステージ突入など、子供心をたかぶらせるイベントがたびたび起こるのがファミコンでした。

(南城与右衛門)

【画像】テンション爆上げしたファミコンソフト(4枚)

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