夢のクルマ生んだSFドラマ『ナイトライダー』 みんな乗りたかった「ナイト2000」
日本でファミコンゲームになる! 攻略には苦労も

放送当時、さまざまな関連商品やグッズが展開されましたが、有名どころといえば、やはりファミコンゲームのカセットです。
パック・イン・ビデオがファミコン版ゲームをリリースしたのは、シーズン4まで全話放送した約2年半後の1988年9月30日のことでした。ジャンルはレースゲームですが、実際はターボジャンプで跳びはねたり、レーザーなどで攻撃したりしてエリアボスを倒すという、アクション要素の強いゲームです。
画面下部にダッシュボードが表示されており、K.I.T.T.のボイスインジケーターや、本来あるはずのないスキャナー部分がボンネットのスリットに表示されるなど、とても「ナイトナイダーらしい」仕上がりでした。
ただ「面白いか?」と言われれば、微妙な思い出も……同じようなステージが続いたり、難易度が高かったりと、決して手放しで楽しめる内容ではありません。それでも、ナイト2000を自由に操れるというプレイ感覚は、「ナイト2000に乗ってみたい!」と思うファンの夢を叶えてくれるものでした。
そしてファミコン版がリリースされた約1年後には、同様のシステムを採用した『ナイトライダースペシャル』がPCエンジン向けに発売されました。その後2002年にPlayStation 2などで『KNIGHT RIDER THE GAME』も発売されています。
『KNIGHT RIDER THE GAME』は、ターボブーストはもちろん、スキーモード(片輪走行モード)やスキャン機能を駆使するアクションゲームになっていて、ファミコン版よりも『ナイトライダー』気分が味わえる内容です。続編の『KNIGHT RIDER THE GAME2』も出ていますが、どちらもローカライズされておらず、1作目のみ輸入ショップで購入することができました。
ノベライズやゲームブックも展開していた
『ナイトライダー』がブームだった当時は、海外版権にも関わらずさまざまな関連商品がリリースされました。テレ朝コミックによるコミカライズ版(全2巻)、ノベライズ版(全3巻)、ゲームブック『ナイトライダー 無人兵器ゴリアテの挑戦』、カレンダー、サウンドトラック「超音速攻撃ヘリ エアーウルフ・ナイトライダー」、輸入プラモデルなど、色々ありました。プラモデルは外国製の輸入品しかなく、パーツの合いが良くないキットに四苦八苦したものでした。
(気賀沢昌志)







