ファミコン少年は懐かしい「パスワード」の思い出 「いきなり最強装備!」
あれから30年たっても覚えているパスワード

『桃太郎伝説』は神社で教えてくれる38文字の「天の声」でデータを保存していました。しかしプレイを再開する際「天の声」に「おにのばか」や「やつぱりこのげえむはおもしろい」「おいしいすももももももももももももももももももももももももももももももももも」と入力すると高い段(レベル)のデータで遊べます。
他にも『聖闘士星矢 黄金伝説』の「とうきょうとたいとうくこまがたばんだいのがんぐだいさんぶのほし」や『ドラゴンボール3悟空伝』の「くりりんううろんごくうてんしんはんやむちやひつころかめせんにんたお8い8いふるま」が強力なパスワードとして有名です。意味のある文字列ということで、かつて遊んだ人ならきっと覚えていることでしょう。
●文字が判別しづらくてミス多発~ファミコンジャンプ英雄列伝
『ファミコンジャンプ 英雄列伝』とは、当時「週刊少年ジャンプ」に掲載されていた人気マンガ33作がコラボレーションした豪華なゲームです。
セーブに必要なパスワードは40文字と多めですが、問題は文字数ではなくパスワードの可読性にありました。当時のテレビは液晶ではなくブラウン管方式なので、画面が小さかったり、走査線がにじんだりするとパスワードが判別しづらいのです。
おかげでパスワードのメモを間違えてしまい「ぬ」と「め」と「の」を入れ替えながら何度も入力しなおす羽目に。読み込めるようになるか、最終的にあきらめてプレイし直すまで、根気よく何度もパスワード入力を試しました。
●セーブシステムでより遊びやすく
パスワードではなく「セーブ」が一般化すると、よりゲームを遊びやすくなりました。こまめにセーブすることでやり直しの手間を減らしたり、複数のデータを使い分けたりできるからです。スーパーファミコン時代になってもパスワード式だったのは『ロックマン』シリーズなど、ごく一部のゲームに限られます。
そう思えば、セーブデータのパスワードに関するトラブルは、ファミコン時代初期のゲーマーだけが共有する、今となってはレアな思い出なのかもしれません。
(レトロ@長谷部 耕平)




