「日本のパクリ?」←実は違った… 中国発の特撮ヒーロー事情が奥深い?
日中合作で進められた幻の特撮作品

円谷プロダクションが関連した中国特撮の作品といえば、『五龍奇剣士 メタルカイザー』も忘れてはいけません。主人公「袁東(イェントン)」が五龍奇剣士のひとり「青龍剣士」に変身し、地球の脅威となる怪獣や侵略宇宙人と対峙するという作品です。
同作は円谷の特撮スタッフによって中国で展開予定だった作品で、平成ウルトラマンシリーズを手がけてきた原田昌樹さんをメインの監督として制作が進められました。しかし、原田監督の逝去などの事情によって制作は中止になり、「お蔵入り」という残念な結果となったのでした。
その後、2014年には、撮影が終わっていた第3話までを収録したDVDが発売され、完結はしていないものの、ファンにお披露目することになりました。実際に視聴した人からは、「特撮作品として普通にクオリティが高い」「中国風の要素を取り入れたアクションがなかなかカッコいい」と、高く評価する声があがっています。
こうして中国特撮の注目作を振り返ってみると、隣国である中国でも特撮が人気コンテンツのひとつであることがうかがえます。いつの日か、再び日中合作の特撮ヒーローが誕生することはあるのでしょうか。
(LUIS FIELD)


