マンガ・アニメ界の“喋る動物キャラ”5選 「パンダはパンダじゃない!」
現実世界に存在しない一方で、多くのマンガ・アニメ作品に登場するキャラクターといえば“喋る動物”。人の言葉を話す犬や猫、ブタなどかわいらしい動物が登場し、作品の人気を支えていることもしばしば。そんな“喋る動物キャラ”を5匹ピックアップして紹介します。
パンダじゃないパンダや、人間以上の頭脳を持つネズミとは
多くのマンガ・アニメ作品に、人間の言葉を話す個性的な“動物キャラ”が登場します。かわいらしく、印象的な外見からマスコットキャラクターとしても作品の人気を支える重要な役割を担っていることが多い印象です。
この記事では、近年のマンガ・アニメ界を代表する“喋る動物キャラ”を5匹ピックアップして、人の言葉を話す理由や魅力を紹介します。
●『呪術廻戦』パンダ先輩

まずは、大ヒット作品『呪術廻戦』に登場するパンダ(CV:関智一)です。名前の通り、外見はパンダですが、人の言葉を話します。
主人公の虎杖悠仁(いたどり・ゆうじ)らが通う呪術高等専門学校に通う2年生で、準2級呪術師。初登場はアニメ第5話で、1年生の伏黒恵(ふしぐろ・めぐみ)が同級生の釘崎野薔薇(くぎさき・のばら)に、パンダについて「パンダ先輩」とだけ紹介。さすがに「あんた、パンダをパンダで済ませる気か」とツッコまれていました。
その正体は、感情を持って生まれた“突然変異呪骸”。内側に呪いを宿し、自立可能な無生物の総称。傀儡呪術学の第一人者で呪術高等の学長・夜蛾正道(やが・まさみち)の最高傑作として活躍します。生みの親である夜蛾はパンダについて「パンダはパンダじゃない!」と話しており「パンダ(キャラ名)はパンダ(動物)じゃない」という意味で言っているのだと、解くことができます。
夜蛾学長の最高傑作なだけあって、戦闘力はかなりのもの。今後の活躍に期待がかかります。
●『僕のヒーローアカデミア』根津校長

テレビアニメが2021年6月26日から新編に突入した『僕のヒーローアカデミア』。同年8月6日には新作劇場版『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』の公開が予定されている人気作です。
人口の約8割が超常能力・個性を持つ世界を舞台に、主人公・デクが最高のヒーローを目指す姿を描いています。そんな同作に登場する“喋る動物キャラ”がネズミの根津(ねづ)校長(CV:高戸靖広)。デクが通う雄英高校の校長を務めています。
かわいらしいネズミのような外見をしており、本人も「ネズミなのか犬なのか熊なのか」と疑問に感じていますが「かくしてその正体は? 校長さ!」と説明しており、自分でも何の動物か分かっていない模様です。人間以上の頭脳を持つ「ハイスペック」という個性の持ち主のため人の言葉を操るのは容易。作中、個性が発現した唯一無二の動物です。
戦闘シーンが描かれることは少ないですが、いざ戦えば個性「ハイスペック」は超強力。今後、その最高の頭脳でデクら雄英生徒を最高のヒーローに育ててくれる活躍が楽しみです。