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帰ってきた映画『ヘルボーイ』 ダークさ増量、「アガる音楽」も魅力?

驚くほどマッチするロックサウンド。爽快感を手に入れ続編へ

ヘルボーイ(左)の仲間として登場する、霊媒能力少女アリス(右) (C)2019 HB PRODUCTIONS, INC.
ヘルボーイ(左)の仲間として登場する、霊媒能力少女アリス(右) (C)2019 HB PRODUCTIONS, INC.

 一方、ヘルボーイのキャラクター性などをより原作に近い形で映像化した本作では、アクションと音楽の親和性を強く印象づけています。ゴキゲンなロックサウンドはヘルボーイのバイオレンス描写と豪快な戦いのテンションを高め、音楽にノりながら見ることができる演出になっています。

『キックアス』や『アイアンマン』など、音楽がバトルのスピード感や盛り上がりを高めるヒーロー映画は多々ありますが、『ヘルボーイ』の映像はロックやメタルが驚くほどピッタリ合うものになっています。

 大音量のロックサウンドをバックに暴れまくるシーンはまさに劇場向き。アクションだけでなく、巨大なクリーチャーが数多く登場するグロテスクさ満載のラストシーンでは、絶望感あふれるサウンドが轟き、恐怖を煽ります。

 今回の『ヘルボーイ』は、娯楽に徹した作風と、「地獄絵図」な部分の対比がしっかりしているので、見ごたえはバッチリ。ぜひ劇場で見たい作品になっています。ただ、デルトロ版のファンであればあるほど辛口になってしまいそうな作りであるとは思うので、そうした意味では続編に大いに期待です。

 映画ラストのオマケ映像として、デルトロ版で登場した「サピエン」「クロエネン」の登場が示唆されていますので、近い将来、また大暴れするヘルボーイを見られる日が来るでしょう。

(大野なおと)

※映画『ヘルボーイ』は2019年9月27日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

【画像】灼熱のサウナで試写会も? 映画『ヘルボーイ』の軌跡(6枚)

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