『プロレススーパースター列伝』に学ぶ英会話(?)「ガッデーム」「ゲラーアウト」
状況によっては実践的な「梶原イングリッシュ」も?

●「ゲラーアウト!!」
アブドラー・ザ・ブッチャーやコミックス第4巻「千の顔を持つ男! ミル・マスカラス」編でのデストロイヤーのように、悪役(ヒール)レスラーが多く用います。記者や「チンピラレスラーども」を追い払う時に使用するのが効果的です。意味は「でていけ!!」です。
●「フー・アー・ユー?」
ひとつの言葉で複数のニュアンスがあるのも英語の難しいところ。「ブッチャー編」の「ガマ・オテナ先生」の場合は「きみは誰?」という優しい口調ですが、コミックス第5巻「インドの狂虎! タイガー・ジェット・シン」編では名前も明かされない「チンピラ悪党レスラー」が乱入したシンに対して放った台詞が「何者だ!?」と訳されています。
●「ワン・モア!」
因縁の相手と和解した後、ビア・ガーデンで豪快に笑いながらグビグビとビールを飲みほしてから使いたいワードです。シチュエーションはコミックス第13巻「超人一番! ハルク・ホーガン」編をご参照ください。意味は「おかわり!」です。
●「オー、アンダスタン!」
実際の英会話でも意外と使えるのが「ホーガン編」でボブ・バックランドが放ったこの台詞です。何かを頼まれ、「了解した」時に使いましょう。
●「キル・ザ・ジャップ!!」
物騒ですが梶原作品には頻繁に登場する言葉です。反日感情の強いアメリカ南部で多く聞かれます(1970年代頃まで)。言われたらコミックス第16巻「東洋の神秘! カブキ」編の高千穂のように「あんなオバーチャンまで」とショックを受けましょう。意味については自粛しておきます。
これらのほかにも、ブロディ編の「キル・ストラングル(殺し合い)だ!」や「なぜコングラチュレーション(おめでとう)と言わねぇ!」、ブッチャー編の「マネーはヒフティー・ヒフティー(半分ずつ)だ」、ホーガン編の「インクレディブル(信じられない)!」などタメになる(?)「列伝英語」は数多あるのですが、これらを習得したからといって英会話ができるという「ビッグマウス(ほら)」は今回、慎んでおきましょう。
マスカラス編の「不死身仮面アズテカ」の台詞を借りれば「教えちゃソンだ。あばよ!」です。
(渡辺まこと)




