「テレビが壊れるから駄目!」←親がファミコンを禁止…“うわさ話”の真相は?
昔はなぜ、頻繁に抜き差しをしたのか

「RFスイッチ」を頻繁に抜き差しするという状況に疑問を抱く人もいるかと思います。先ほど例に挙げた「HDMIケーブル」は基本的に接続したままで、いちいち抜く人はわずかでしょう。
しかし先ほども触れた通り、ファミコン時代のTVはリビングにあります。家族で共有するものなので、ファミコンは遊ぶ時につなぎ、ゲームが終わったら片づける……というスタイルが主流でした。これには「物の片付けを習慣化させる」という教育的な狙いもあったのでしょう。
子供が自分専用のTVを持たず、共有のTVを使って遊んでいたファミコン時代。そこに、「物を片付ける」という教育が加わり、はからずもTVの端子に負担をかけるサイクルが生まれてしまいました。
「ファミコンをつなぐとTVが壊れる」というウワサ自体はウソといっても差し支えありませんが、TV側が想定していない使い方でダメージを受けた一面は否定できません。これはファミコン自体が原因ではなく、正しい使い方が大事という逸話ともいえます。
現在、多くの人がさまざまな家電に囲まれて暮らしています。この機会に、正しく使えているのか改めて確認するのも悪くありません。そして、調子が悪い家電が見つかった時は、すかさず専門の業者に修理をご依頼下さい。くれぐれも、昭和式の「叩いて直す」対応は避けておきましょう。
(臥待)



