プロ野球が開幕しない今こそ『オレが監督だ!』 懐かしのプレステゲームにハマる
新型コロナの影響で外出自粛が続くなか、延期となっているプロ野球の開幕が待ち遠しいファンに向けて、野球好きの筆者がおすすめしたい懐かしゲーム『オレが監督だ!激闘ペナントレース』を紹介します。プレイしていくと「現実離れ」していく難点もありつつ、ストレス解消にもなる楽しみ方とは?
選手を操作せず、試合を「観戦」する野球ゲーム

全世界で480万人超、日本でも1万6000人を超える感染者(2020年5月22日現在)を数え、いまだ猛威を振るっている新型コロナウイルスの感染拡大ですが、その影響で今年開催予定だった東京オリンピックをはじめ、さまざまなスポーツイベントが延期、もしくは中止を余儀なくされていますが、個人的には「プロ野球」が開幕していないというのも(仕方ないと承知しつつも)残念な出来事のひとつです。
思い起こせば東日本大震災が発生した2011年は、予定より18日遅れの4月12日に開幕となりました。今回の「コロナ禍」ではビール片手にナイターをスタンドで観戦したい気持ちを我慢し、可能な限り「STAY HOME」を実践しているのですが、筆者は最近、懐かしい野球ゲームを楽しんでいるところです。
今さらハマっているゲームが、2000年にエニックス(現スクウェア・エニックス)から発売されたプレイステーション2用ソフト、『オレが監督だ!~激闘ペナントレース~』(以下、オレ監)です。
これまで野球ゲームといえば、「ファミリースタジアム」や「燃えろ!プロ野球」、そして現在の「プロ野球スピリッツ」のように、自分でプレイヤーを操作するのが当たり前なのですが、このゲームの醍醐味は何といっても、「監督」としてペナントレースを戦うということ。試合中はサインを出したり、選手交代を行ったりする以外は基本的に「観戦」するシュミレーションゲームで、2002年には続編となる『オレが監督だ!Volume.2~激闘ペナントレース』も発売されています。